猫のご飯を食べてる姿って、なんであんなに可愛いんだろう、、
そうだよね!可愛いよね!!
でも、なんであんなに急いで食べてるんだろう、、僕の愛猫もとっても早食いで、、
今回は、猫が早食いをしてしまう理由と対策について、早食いはデメリットだらけについて紹介するね!
猫との暮らしは、癒しや喜びをもたらしてくれますが、時にはちょっとした課題も出てくることがありますよね。
今回は、愛らしい猫ちゃんたちが抱える「早食い」の問題に焦点を当ててみたいと思います。
猫の魅力は多岐にわたりますが、その中でも食事の姿は何とも愛おしいものです。
しかし、中には食事をむさぼるようにして一気に食べてしまう愛猫もいます。
一見すると可愛らしい姿に見えるかもしれませんが、実は早食いにはさまざまなデメリットが潜んでいることをご存知でしょうか?
この記事では、猫がなぜ早食いをしてしまうのか、そのデメリットと共に、愛猫の健康を守るための効果的な対策について探っていきたいと思います。
一緒に、愛猫との幸せな食事の時間をより安全で楽しいものにする方法を見つけましょう!
それでは、さっそく猫の早食いに関する問題を解明していきましょう。
⚫︎猫が早食いをしてしまう理由
猫が早食いをしてしまう理由について紹介するね!
野生の本能的な行動
野生の祖先である野良猫や野生の猫は、食物を確保するために常に競争的な状況にさらされていました。
その為、ご飯が食べれない日もありました。そんな空腹の状態で、美味しい獲物がとれた際は、一気にご飯を食べてしまいます。
また、猫が餌を食べている間、本能的な行動が働いて無防備になります。
野生の状態では、食事をとる間は自身を守る手段が制限されるため、他の動物に襲われる可能性が高まります。
その為に、ご飯を早く食べてしまわないといけませんでした。
横取りをするため
猫が早食いをする理由の一つとして、「横取り」を避けるための本能が挙げられます。
野生の状態では、猫は他の動物や競争相手に食べ物を奪われることを避けるために、食事を早く終える戦略をとっていました。
猫は他の肉食動物と同じ獲物を求めることがあり、食べ物を確保するためには競争が激しかったです。
そのため、猫は食べ物を一気に摂ることで、他の動物に食べ物を横取りされるリスクを減らすことを目指していました。
この本能的な行動は、現代の家猫にも影響を与えています。飼い主が複数の猫を飼っていたり、食事を共有する環境にいる場合、競争が生じることで猫は早食いをすることがあります。
一方が他の猫の食べ物を奪おうとすると、食事を速く終えて自身の食べ物を確保しようとするのです。
食事時間がまばらで、不安がある
猫が早食いをする理由の一つとして、食事時間がまばらで不安があることが挙げられます。
猫は生態的に習慣的な生活を好む動物であり、一定の食事時間があることに安心を感じることがあります。
野生の祖先は、一定の時間に餌を求めて活動しており、そのリズムが猫の生活様式に刻み込まれています。
しかし、家庭内での飼育環境では、食事の時間がまばらになることがあります。
これにより、猫は食事の機会を逃すのではないかと不安を感じ、食事が出ると一気に食べる行動を取ることがあります。
この不安が早食いの原因となる場合、猫は食事を確実に摂るために速く食べようとするのです。
また、食事がまばらで不安定な場合、猫は食べ物が奪われる可能性があると感じることもあります。
そのため、食事の機会を確実に活用しようと、一気に摂ることがあるのです。
体の構造上早食いになってしまう
猫が早食いをする理由の一つとして、その体の構造的な特徴が影響していることが挙げられます。
猫の歯は鋭くて尖っており、肉を噛み切ることに適していますが、粗い食材を咀嚼するには向いていません。
猫は食べ物をすり潰す臼歯が発達していません。
これが理由で、猫は食べ物を細かく咀嚼するのが難しく、一気に飲み込む傾向にあります。
猫の歯が肉を噛み切ることに適しているため、他の動物のように食物を細かく咀嚼することが難しいです。
また、猫は味覚があまり発達しておらず、味わって食べることがありません。
そのフードが大好きで気に入ってる
猫は特定のフードの香りや味に興奮することがあります。
愛猫が気に入っているフードを見たり匂いをかいだりすると、食欲が高まり、それを一気に食べようとする傾向があります。
好きなフードを食べることで、猫は満足感や快楽を感じることがあります。
そのため、愛猫がその美味しいフードを早く食べてしまおうとすることで、満足感を得ようとする可能性があります。
お腹がとても空いているから
猫は野生の動物として、一度に多くのエネルギーを消費することがあります。
そのため、お腹が空いている時には生理的な食欲が強くなり、食事を急いで摂ろうとすることがあります。
また、食べ物が不足していると感じる場合や、食事がまばらな場合には、猫は過食する傾向があります。
食べ物を確保しようとして、お腹が空いている時には一気に食べようとすることがあります。
さらに、食事の提供間隔が長い場合、猫はお腹がすいている状態で食べ物が出るのを待ちわびることがあります。
そのため、食事が提供されたときに一気に食べようとすることがあります。
⚫︎猫が早食いをするデメリット
猫が早食いをすることで何かデメリットがあるのかな?
食べたものを吐いてしまう
猫が早食いをすることによって、食べたものを吐いてしまうデメリットが存在します。
早食いによって食事を急速に摂ると、口から空気を多く含むことがあります。
その空気で膨張した胃内で食べ物が胃を圧迫し、嘔吐を引き起こします。
猫が吐くことは多々ありますが、
吐くことが頻繁に起こると、それが病気での嘔吐なのか判断が難しくなります。
さらに飼い主さんにとっても、掃除もとても大変になります。
窒息のリスク
猫が早食いをすることによって、窒息のリスクが生じるデメリットが存在します。
猫が食べ物を急いで飲み込む際、大きなかたまりや食べ物の形状が喉に詰まる可能性があります。
特にドライフードや硬い食べ物は喉に詰まりやすく、猫が窒息を引き起こすリスクが高まります。
早食いの際、猫は食べ物を急いで飲み込むことがあり、正確な飲み込みの制御を失うことがあります。
これによって食べ物が喉に詰まる可能性があり、窒息のリスクが高まります。
過食と肥満
猫が早食いをすることによって、過食と肥満が引き起こされるデメリットが存在します。
猫が早食いをすることによって、食べ物を急速に摂取するための過食が発生する可能性があります。
過食は、体に必要以上のカロリーや栄養素を供給し、肥満の原因となることがあります。
肥満は猫の健康に多くのリスクをもたらす可能性があり、糖尿病、関節炎、心血管疾患などの健康問題が引き起こされるリスクが高まります。
また、早食いをすることで血糖値が急激に上がります。
その血糖値を正常に戻そうとインスリンは分泌されます。
インスリンは、血糖値を下げるためのホルモンで、余分な糖を中性脂肪に変えてしまう働きがあります。
そのため、同じ量でも早食いの猫は肥満になってしまいます。
胃に負担がかかる
猫が早食いをすることによって、胃に負担がかかるデメリットが存在します。
早食いは、食べ物を急速に摂取するため、胃に急激な食物の負荷がかかります。
胃は摂取された食物を適切に消化するために一定の時間を要しますが、早食いによって大量の食べ物が一度に胃に入ると、胃の消化機能に負担がかかることがあります。
また、早食いによって一度に多くの食べ物が摂取されると、胃が急速に膨張する可能性があります。
胃が膨張すると、胃の壁に対して圧力がかかり、不快感や痛みを引き起こすことがあります。
さらに早食いによって胃に急激な食物が入ると、胃酸の分泌バランスが乱れる可能性があります。
これによって消化が妨げられ、胃内の食べ物が適切に消化されずに胃に留まることがあります。
早食いには胃拡張や胃捻転などの病気を引き起こす可能性があります。
⚫︎猫の早食いへの対策
猫の早食いへの対策について紹介するね!
複数回の小分けの食事
猫が早食いをする際に効果的な対策の一つは、食事の回数を増やすことです。
食事回数を増やすことで、猫がゆっくりと食べる習慣を促すことができます。
通常の1日の食事を小分けに分けて提供することで、猫が一度に大量の食べ物を摂取することを防ぎます。
食事回数を増やすことで、胃への負担が分散され、過食や早食いを抑制することができます。
フードの与え方を変える
猫が早食いをする場合、フードの与え方を工夫することで早食いを抑制し、より健康的な食事環境を提供できます。
この方法は、ドライフードをお湯でふやかして柔らかくし、食事をゆっくりと摂るように誘導するものです。
ドライフードの適量をお湯でふやかします。適切な量のお湯をフードに加え、しばらく放置してフードが柔らかくなるまで待ちます。
フードが柔らかくなったら、十分に冷ましてから猫に提供します。
猫がお湯でふやかされたフードを食べる際、通常よりもゆっくりと食べることが多いです。
柔らかいフードは胃での消化が比較的スムーズに行われやすいです。これにより、胃への負担を軽減し、消化効率を向上させることができます。
また、お湯でふやかしたフードは水分を含んでいます。猫が足りない水分を摂取する助けとなり、腎臓の健康をサポートすることができます。
早食いの猫のためのフードに
早食いの猫のためには、特別に設計されたフードや食事方法を選択することが有益です。
こちらのフードは早食いの猫用のフードになっていて、さらに7つの機能で健康サポートしてくれます。
実際に僕の猫も吐き癖がありましたが、フードを変えてから、回数が減りました。
早食い防止用の容器を使う
早食いを防ぐためには、専用の早食い防止用の容器やフィーダーを利用することが効果的です。
早食い防止用の容器を利用することで、猫の食事環境を改善し、健康的な食べ方を促すことができます。
⚫︎まとめ
猫の早食いは、見た目には気づきにくいかもしれませんが、その影響は健康に大きな悪影響を及ぼします。
胃の負担や消化不良、窒息のリスク、過食による肥満など、多くのリスクが潜んでいます。
早食いにはいいことが全くありません。
これらの対策を総合的に活用することで、猫の健康的な食事習慣を育むことができます。
個々の猫の特性や好みに合わせて調整し、最適な対策を選びましょう。
早食いを抑制することで、猫の健康と幸福を確保し、より充実した猫との生活を共に楽しむことができるでしょう。