最近SNSでよく誹謗中傷のコメントを見かけるよね、、
そうだね、、とても見ていて嫌な気持ちになるね、、
どうしてそんなコメントをしてしまうんだろう??
今回はSNSやネットで誹謗中傷をする人の心理と対処法!なぜ他人を攻撃するのか?について紹介するね!
SNSやインターネットが私たちの生活に欠かせない存在となり、情報の共有やコミュニケーションが容易になりました。
しかし、一部の人々はこの便利なツールで、他人を攻撃し、誹謗中傷を行うことが増えています。
近年では誹謗中傷から、命を落とすニュースも多くとても深刻な問題となっています。
誹謗中傷を行う事は、相手にとって深刻な心理的影響を及ぼすことになります。
面と向かっては言えないような言葉を、なぜインターネットやSNSでは書き込めるのでしょうか。
この記事では、なぜ一部の人々が他人を攻撃し、誹謗中傷を行うのかについて探求し、その心理的背後にある要因と共に、この問題に対処する方法を紹介します。
誹謗中傷は、被害者にとってとても悪影響を及ぼすことがあるため、対処法を見つけておくことは重要な事と言えます。
⚫︎SNSやネットで誹謗中傷をする人の心理
なぜSNSやネットで他人を攻撃しているんだろう??
ストレスを発散したいから
現代社会において、ストレスは私たちの生活に不可欠な要素となっています。
日常的なプレッシャーや困難からストレスは溜まります。
そして、多くの人がさまざまな方法でストレスを発散しようとします。
しかし、その中にはSNSやネットを利用して他人を攻撃し、誹謗中傷を行う人々も存在します。
ストレスや不安は、強い感情を引き起こすことがあります。
攻撃的な言動を通じて他人に対する怒りや不安を排出し、感情の解消を試みることがあります。
これは、一時的な解放感をもたらすことがあるため、誹謗中傷を行う人々にとってストレスを発散する方法となっています。
ストレスが溜まっているからといって、他人を攻撃して良い理由には全くなりません。
優れた人への嫉妬心から
優れた人物や成功者に対する嫉妬心は、一部の人々によってSNSやネット上での誹謗中傷をしてしまう原因となることがあります。
優れた人物や成功者を見ることで、攻撃者は自分の自己評価が低いと感じることがあります。
このような攻撃は、攻撃者自身の不安定な自己評価に起因しています。
また、自己劣等感がある人々は、他人に嫉妬し、攻撃的な行動をとることがあります。
他人を攻撃することで、自分を相対的に優位に見せようとし、劣等感を軽減しようとするのです。
集団心理から
SNSやネット上で誹謗中傷を行う人々の心理には、集団心理が重要な要因として影響を与えています。
集団心理は、個人が集団の一員として行動する際に生じる心理的現象を指し、誹謗中傷行為にも影響を与える要因です。
「他の人もやっているから」大丈夫という仲間意識を生み、他人を傷つける行為に対して、罪悪感を持たなくなる傾向にあります。
ハロウィンなどで暴れている、も集団心理からだね!
集団内で攻撃性の行動が行われると、他の人も同様の行動に駆り立てられることがあります。
集団の心理はとても恐ろしいね、、
また、集団の中で攻撃が行われる場合、攻撃者は個人的な責任を希薄化し、集団全体の責任として認識しやすくなります。
自分の行き過ぎた正義感から
一部の人は、自分の正義感や価値観に基づいて、SNSやネット上で他人を攻撃し、誹謗中傷を行うことがあります。
その行動の背後には、行き過ぎた正義感が影響していることが考えられます。
行き過ぎた正義感を持つ人々は、自分の価値観や道徳観を高く評価しています。
他人よりも道徳的に優越感を感じることがあります。
この優越感からくる自信が、他人を非難し、攻撃的な行動に駆り立てる要因となることがあります。
自分の考えが全て正しいと思っているんだね、、
誹謗中傷を行う人々は、他人と比較して自身の正義感を重視します。
自分の価値観に合致しない他人を攻撃することで、自分の正義感を再確認しようとするのです。
このような正義感は、攻撃行動の原動力となります。
優越感に浸りたいから
中には、自身の優越感を感じるためにSNSやネット上で他人を攻撃し、誹謗中傷を行います。
この心理的背後には、自己満足感や優越感に浸りたい欲求が影響していることがあります。
優越感に浸りたい人々は、他人からの評価や注目を非常に重要視します。
他人を攻撃することで、自分の存在感を高め、他人からの評価を得ようとするのです。
また、攻撃者は、他人と比較して優越感を感じようとします。
他人を攻撃し、彼らを貶めることで、自分自身を相対的に優越した存在と見なそうとします。
このような相対的な優越感は、攻撃行動の原動力となります。
⚫︎誹謗中傷をする人は性質が大きく違う
2014年のカナダのマニトバ大学の研究では1200人を対象にインターネットのコメントに関連した、性格テストを行いました。
すると相手を傷つけたり、不快にさせるコメントをした人は、
①自分を愛して自分の方が優れていると感じる ナルシズム
②他人が苦しむのを見て喜ぶ サディズム
③罪悪感や共感性がない サイコパシー
④目的の為なら手段を問わない マキャヴェリズム
これらのスコアが非常に高いことがわかりました。
アンチのコメントは理解し難いものがありますが、普通の人とは性質が大きく違う可能性があり、理解することが難しいのです。
⚫︎SNS・ネットの匿名性も大きく影響している
心理学者のジョンスラーさんによると、インターネットやSNS上では匿名性が高く、相手からの仕返しもなければ、
実生活の評判にも傷がつかないという、様々な理由から本来では言ってはいけない事も、ネット上では言ってもいいと思ってしまうそうでうす。
アメリカに住んでいる、1000人以上で行った調査では、77%の人が人は匿名性が高い状態だと、
荒らし行為をしてしまう人が多くなると考えているそうです。
匿名性の高い環境では、攻撃者は自分の正体を隠し、行動に対する責任を回避しやすくなります。
これにより、攻撃者は攻撃行為に対する法的な責任を逃れ、制裁を受けにくくなります。
⚫︎SNSやネットで誹謗中傷に対する対処法
誹謗中傷にはどのように対処すればいいんだろう?3つの方法を紹介するね!
無視をする
2016年に行われたオーストラリアの研究によると、誹謗中傷には無視をするのが一番良いという結論に至りました。
怒りや、悲しみといったネガティブな感情は荒らし行為をする人が一番喜ぶ行動となります。
熱くなって反論をしたり、悲しむ様子を見せる事は、相手が喜んでしまう可能性が高いです。
誹謗中傷者はあなたの反応を楽しむことが目的の場合があります。
そのため、攻撃的なコメントやメッセージに反応しないことが大切です。
整理する
穏やかな、コメントがたくさんある場所では攻撃的なコメントが集まりにくいです。
逆に、荒れた雰囲気の場所では、誹謗中傷のコメントが集まってきやすい傾向にあります。
誹謗中傷をそのまま置いておくことで、さらに攻撃的なコメントが集まってしまうのです。
誹謗中傷のコメントを削除して、整理するなど良い雰囲気をキープしておくこともとても効果的です。
また、SNSプラットフォームでは、攻撃的なユーザーをブロックするか、ミュートすることができます。
これにより、攻撃者のコンタクトを遮断し、彼らの影響を受けずに済みます。
同意する
相手を反撃するのではなく、時には好意を持って対応する事も大切です。
相手が何を考えているのかを尋ねて、それに同意することで相手の欲求が満たされます。
なんて事もあります。
攻撃的なコメントに対して怒りや不快感を感じることは自然ですが、冷静さを保つことが重要です。
⚫︎誹謗中傷をしてしまっている方へ
悲しいね。SNS上で特定の誰かを傷つけるような酷い言葉を吐くの本当にやめようね。画面の向こう側にいるのはあなたと同じ生身の人間ですよ。酷いことを言われたら傷付くし、怖いし、悲しいよ。言葉の殺傷能力を甘く見ないで。お願いだから思いやりをもって。こんなに悲しいことはもう終わりにしよう。
— Testosterone (@badassceo) July 12, 2023
他人を攻撃するのではなく、『もっと自分の事に夢中に』生きれるようにしていきましょう。
自分自身も言葉をかける際には、相手が喜ぶ言葉をかけていきたいです!
悪いのはどう考えても誹謗中傷をする側です。
誹謗中傷を行う側が、その行為に責任を負うべきであり、その行動は非常に問題があることは明らかです。
批判される覚悟がないとSNSをやってはいけないという意見は間違っていると思います。
⚫︎まとめ
このブログ記事では、SNSやネットで誹謗中傷を行う人の心理や対処法について紹介しました。
誹謗中傷は現代社会で深刻な問題となっています。
誹謗中傷を行う人は、さまざまな心理的要因によって駆り立てられている事が分かったと思います。
誹謗中傷は、オンライン空間での問題だけでなく、現実でも深刻な影響を及ぼすことがあります。
したがって、誹謗中傷を防ぎ、対処するための措置を取ることが不可欠です。
今回ご紹介した対処法を参考にしてみて下さい。
誹謗中傷のないSNSになるように切に願っています。