最近仕事が忙しくて、愛猫とあんまり触れ合えてないや、、
そうなんだ!愛情不足を感じているかもしれないよ、、そのままにしていると色んな問題行動に繋がるよ!
そうなんだ!愛情不足の猫はどんな行動をするの!?
今回は不安や不満が原因に!分離不安症とは?愛情不足を感じている猫が見せる行動について紹介するね!
猫との暮らしは多くの人にとって喜びと癒しをもたらすものです。
しかし、時折、愛猫が不安や不満を感じていることがあります。
特に分離不安症や愛情不足が猫の行動に影響を与えることがあり、これらの問題は飼い主さんにとっても猫にとってもストレスの原因となり得ます。
この記事では、分離不安と愛情不足に焦点を当て、これらの問題が猫の行動にどのように現れるのかについて見ていきます。
また、これらの問題を解決するための具体的な方法についても紹介します。
愛猫との暮らしがより幸せで満足度の高いものになるために、飼い主さんとして知識と理解を深める手助けになることでしょう。
⚫︎愛情不足を感じている猫が見せる行動
愛情不足を感じている猫はどんな行動をするんだろう?
必要以上に毛づくろいをする
愛情不足を感じている猫が見せる行動の一つに、必要以上に毛づくろいをする行為があります。
猫は通常、綺麗好きで、お手入れを行うことで毛を清潔に保つために、よく毛づくろいを行います。
しかし、愛情不足を感じる猫は、過度な毛づくろいをすることがあり、これは問題の兆候となります。
その時間がさらに増えて、舐めすぎることによって、
猫の毛づくろいには、体を綺麗にする以外にも気持ちを落ち着かせる効果もあります。
愛情不足を感じている猫は欲求不満や不安定になった気持ちを落ち着かせようと、毛づくろいが過剰になってしまうのです。
精神的な理由によって起こる脱毛や皮膚の炎症は、他の病気ではない事が確認できてわかる事なので、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。
布を食べてしまう
猫は柔らかい布やビニール製品などの食べ物ではない物を噛んだり、吸ってしまうことがあります。
これは『ウールサッキング』と呼ばれる行動です。
フミフミやおっぱいを飲む動作である、吸う行動をすることもあります。
子猫であれば正常な行動ですが、一般的には成長につれてなくなっていく行動です。
大人になっても続けたり、以前はやらなかったウールサッキングを始めるようになることがあります。
原因は早期離乳や、早期に母猫や兄弟猫と別れる事だと言われていますが、
愛情不足や不安になった時や、満たされない時も、この行動をしてしまう事があるので注意しましょう。
夜鳴きをする
日中は留守番をしていて飼い主さんに構ってもらえなかったりした場合、猫は愛情不足を感じて、夜の飼い主さんがいる時間に構ってもらおうと夜鳴きをする事があります。
猫の夜泣きの原因は愛情不足だけではないことがありますが、健康で避妊手術をしている猫ちゃんの場合は寂しさから夜泣きをしている可能性が高いです。
愛猫が夜に大声で鳴いていたら、何事かと思って構ってしまいますが、これをすると猫が夜鳴きをすると飼い主さんが構ってくれると、クセになってしまいます。
夜鳴きをしている時に構うのではなく、飼い主さんが起きている時間に構ってあげるようにしましょう。
一日数十分でも良いので、愛猫と遊んであげる時間を作ってあげて下さい。
猫の夜鳴きをしてしまう理由と対策についてはこちらの記事でも紹介しています。ぜひ参考にしてみて下さい!
大好きなフードを残してしまう
大好きなフードなはずなのに、最近残すことが多いということはありませんか?
それは愛猫が愛情不足を感じているサインかもしれません。
猫の食欲が減る原因は、病気だったり、そのフードに飽きたり、熱中症などの環境要因だったりすることが多いですがそのどれでもない場合は愛情不足からくる『不安』が原因の可能性が高いです。
また、不安が原因の場合は、嘔吐や下痢も多くなることもあります。
原因が分からない場合はまずは主治医に相談してみましょう。
異常がなければ、他のフードを試してみましょう。
仮病をする
皆さんの愛猫は健康なのに、足を引きずったり、元気がなさそうだったり、しんどそうにこちらをチラチラ見てくる、なんてことはありませんか?
それは愛猫が愛情不足を感じているサインかもしれません。
いわゆる仮病です。仮病を発症する猫は犬ほど多くはありませんが、猫でも発症することがあります。
仮病を発症する猫の目的は、大好きな飼い主さんの気を引くことです。
飼い主さんの気を引こうとする猫の特徴は、飼い主さんのいない所ではその行動はしません。
この猫の仮病に関しての対処法について紹介します。
まずは無視をすることです。飼い主さんの注目がなければ仮病は発症しなくなっていきます。
ただ、それが原因で愛猫がイライラしてしまうこともあるので注意が必要です。
飼い主さんと愛猫の間でルールをはっきりさせましょう。
コミュニケーションの始まりと終わりも飼い主さんにすることと、愛猫が落ち着いている時だけ、コミュニケーションをとることです。
決まった時間に遊ぶことを日課にしてあげましょう。
猫にとって、予測できる環境にしてあげると遊ぶ時間を待つようになり、日課を終えると、満足するようになります。
さらに、欲求不満にさせないことも重要で、良い食事、運動できる環境、複数の飲水スポット、清潔なトイレなど生活環境を充実させることで、症状が改善することがあります。
トイレの失敗や粗相をする
皆さんの愛猫はトイレを失敗することはありませんか?
もしトイレを失敗する事があれば、すぐに動物病院へ行って下さい。
尿石症などの緊急事態かもしれません。
もし検査をしても何の異常もなければ、愛情不足やストレスが原因かもしれません。
ストレスが原因でできることは、トイレの環境を整えてあげることです。
- トイレの数を増やしてあげる。
- トイレのサイズを大きくしてあげる。
- 猫砂を早めに交換してあげたり、別の猫砂に変えてあげる。
- トイレを洗う際に、柑橘系の洗剤を使用しない。
場合によっては、逆効果になってしますケースもあるので慎重に様子を見ながら行うことをおすすめします。
また、飼い主さんが愛猫が粗相をした際に怒ったり、叱ったりしてる場合はそれが原因の可能性があります。
猫に安心して過ごせる場所はあるか、トイレまでの道のりは遠くないか、愛猫に愛情をしっかり注いでいるか、もう一度確認してみて下さい。
破壊行為やイタズラをする
飼い主さんが忙しくて、十分な時間を割けない場合に猫は愛情不足を感じることがあります。
そうした状況下で猫は自分の存在を知らせる為に、イタズラをすることがあります。
例えば、飼い主さんの目を引くために家具を引っ掻いたり、テーブルの物を落としたり、食器をひっくり返したりすることがあります。
これは飼い主さんの注意を引くことで自分に注目してもらおうとする行動です。
猫は愛情不足を感じると、自分の存在を確認してもらいたいという願望があり、いたずらをすることで自分自身をアピールしようとするのです。
また、愛情不足から破壊行動に走る猫ちゃんもいます。
家のどこでも爪とぎをしてしまったり、物を落として壊してしまったり、何かを噛みちぎるなど、飼い主さんが大切にしている物を壊してしまうかもしれません。
定期的な遊びや愛情表現をすることで、猫は満足感を得ることでができて、イタズラや破壊行為をする必要性を感じなくなってきます。
イタズラや破壊行動の対処方法はこちらの記事も参考にしてみて下さい!
⚫︎分離不安症を発症することも
人に構ってもらうのが大好きな猫の場合、猫が主張するがままにいつも構ってあげていると分離不安症を引き起こしてしまう恐れがあります。
以前は猫が構ってもらいたい時に、構ってもらえていたが、それができなくなることが原因の一つです。
分離不安症の症状は様々ありますが、これまで紹介したような、鳴き続けたり、過剰にグルーミングをしたり、トイレ以外で排泄をすることや食欲不振、嘔吐をする猫もいます。
猫を分離不安症にさせない為には、猫の性格に合わせて十分に遊びやふれあいの時間を持った上で猫との距離感を適度に保ちましょう。
飼い主さんが家にいる時でも、1人で過ごす時間を作ったり、飼い主さんが主導権を持って接したりする事が大切です。
また、猫の不安に対処する方法は、不安やストレスを突き止めることです。
例えば、飼い主さんと離れるのが不安で、調子が悪くなる分離不安症なら飼い主さんの外出に慣れるよにトレーニングすることで改善することがあります。
普段は問題ないけど、旅行などで数日間留守にした時に発症するパターンがあります。
分離不安を克服するトレーニングには4つのステップがります。
具体的には、飼い主さんに付き纏いをするような時は無視するようにしましょう。
猫が落ち着いている時に構ってあげたり、おやつをあげたりする方法です。
あえて隣の部屋に移動するなどして、ごく短い時間だけ離れることから練習します。
それができたら、外出する準備に慣れさせます。
服を着替えたり、化粧をしたりします。
それも慣れてきたら、短い外出をしていきましょう。
大好きなおやつを外出するタイミングで与えると、飼い主さんの外出=美味しいものが貰えると学習することができます。
飼い主さんの外出中に、イタズラで部屋がむちゃくちゃになっていても、決して怒ってはいけません。
⚫︎まとめ
猫が愛情不足を感じると、さまざまな行動が現れることがあります。
この記事では、猫が愛情不足を感じたときに見せる行動について詳しく説明しました。
猫が愛情不足を感じると現れる可能性のある兆候を理解することは、飼い主さんとしても非常に重要です。
猫の幸福と健康を保つためには、愛情と普段の観察が大事で、ご紹介した解決方法を参考に、不安やストレスの要因を軽減してあげましょう。
猫との暮らしをより豊かにするために、愛情不足に対処し、信頼関係を築くことが飼い主さんの責務でもあります。
猫の幸福は、飼い主さんの理解と愛情によって確保されることを忘れずに、お互いの幸せを追求していきましょう!