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猫はなぜテレビを見る?猫の視覚はどんな風に見えてる?猫の色覚について!

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たかし

愛猫が最近よくテレビを夢中になって見ているんだよ!

ねお

そうなんだ!猫もテレビが大好きだよ!

たかし

でも実際はどんな風に見えているんだろう?楽しいのかな?

ねお

今回は、猫はなぜテレビを見る?猫の視覚はどんな風に見えてる?猫の色覚について紹介するね!

愛猫がテレビ画面に釘付けになって、熱心に見つめる姿を目撃したことはありませんか?

猫がテレビを見ている姿はとても可愛らしくて、癒されますよね〜!

飼い主さんと一緒になって、テレビを見ているなんてこともありますよね。

ですが、なぜ猫がテレビの画面に興味を示すのか不思議に思うことがあります。

猫はテレビをどんな風に見えているのでしょうか。

実は猫の視界や色覚についてもまた、独自の特性を持っています。

このブログ記事では、なぜ猫がテレビを見るのか、猫の視界がどのようになっているのか、そして猫の色覚についても紹介します。

猫がテレビ画面に引き込まれる理由や猫の興味深い行動について理解が深まるでしょう!

目次

⚫︎猫がテレビを見る理由

ねお

猫がテレビを見るのには2つの理由があるよ!

猫にとってテレビは不思議な世界に見えている

猫はテレビの画面に映っているものがカクカクとした不思議な動きに見えています。

人間は1秒間で認識できる静止画が10枚程度となっていますが、猫の場合はその4倍の40枚程度認識できると言われています。

そんため、猫は素早い動きを目で捉えることがとても得意なのです。

たかし

だから早い動きの虫なんかも捕まえることができるんだね!

この優れた視覚能力は、猫の狩猟本能に関連しています。

狩りをする際、猫は高速で動く鳥や小動物を追跡し、捕まえる必要があります。

そのため、猫は高速で変化する動きを捉える能力を進化させてきたと考えられています。

ですが、逆にゆっくりとしたスピードのものは見づらくて、猫にとって止まっているように見えています。

猫にとってゆっくりした番組は、カクカクとした不思議な世界に見えているのです。

だから、興味を持って見ているのです。

https://twitter.com/suuzuu69/status/1717855391491756321?s=61&t=FsGLOfX6mgIXdDcUnsbeqQ https://twitter.com/kurosama50/status/1717129989035012391?s=61&t=FsGLOfX6mgIXdDcUnsbeqQ

画面に映るものや音が気になる

画面に映るものや音が気になるという理由もあります。

例えば天気予報のテレビは天気図を指す棒が猫じゃらしに見えたり、同じ猫仲間や、鳥などの生き物など映っているものが気になっているという理由が挙げられます。

猫や人、他の動物の画像はそのまま理解することができるのです。

動物番組で猫の本能が刺激されてテレビ画面に猫パンチをしたり、対象のものがテレビから消えてしまうとテレビの周りを探したりすることもあります。

また、テレビの音にも反応する猫もいます。

番組のBGMや自然音に本能が刺激されてテレビをじっと見ていたりしていることもあります。

猫は好奇心旺盛であり、新しい刺激や環境に興味を持ちます。

テレビ画面や音は、猫にとって新鮮で興味深いものとして捉えられ、探求しようとしているのです。

⚫︎猫の視覚はどんな風に見えてるのか

ねお

猫にとって世界はどのように見えているのかな?

視界について

猫と人間の視覚には大きな違いがあります。

猫の視野は約200度で180度の人間よりも広い範囲を見渡せることができます。

しかし猫の静止視力はとても弱くて、人間にははっきり見分けられるものが、猫にはぼやけて見えます。

猫は近眼であり、猫の視力は人間の視力の10分1程度しかなく、人間の視力でいうと0.1~0.2くらいしか見えないとされています。

猫がよく見えるのは、約6mくらい先までとなっています。

出典 https://www.businessinsider.jp/post-269845

Nickolay Lamm/MyDeals.comより

上の画像は人間が見えている世界で、下の画像は猫が見えている世界です。

画像を見えても分かるように、

猫は人間よりも広い範囲を見ることができますが、遠くのものには視点が合わず、これだけぼやけて見えているのです。

猫の色覚について

猫の色覚は、人間とは大きく異なると言われています。

人間は三原色を認識し、その組み合わせから無数の色彩を鑑賞できるのです。

その結果、私たちの見る世界というのは美しい多彩な色彩で溢れています。

猫は2色型色覚と言われて、青と黄色しか識別できないとされています。

赤やオレンジを識別するのは難しいとされています。

赤色やオレンジが消えて見えるのではなくて、実際には黄色やグレーに識別されて見えていると言われています。

出典 https://www.hepper.com/cat-vision-vs-human-vision/

Cat Vision vs Human Vision: How Do They Compare? | Hepperより

そのため、猫の視界は私たちが経験するような鮮やかな世界ではありません。

ほとんどのものが色あるいは色彩を欠いている世界で、灰色を主体として見ていると考えられています。

このため、猫は色が美しいと感じることは少ないでしょう。

猫は暗闇でもなぜ物が見えるのか

猫の瞳孔は非常に広く開くことができ、そのため光を最大限に取り込み、暗い環境で物を見るのに適しています。

なんと猫の瞳孔は目の表面積の90%まで開くことができます。

猫の瞳孔は、目の表面積の大部分を占め、光の取り込み量は人間のよりもはるかに多いです。

この特徴により、猫は暗闇での視覚的な優位性を持つことができ、夜行性の狩りに適した視覚を持っています。

さらに、人間と猫の視覚の最大の違いは網膜にあります。

網膜とは目の奥にある組織で、視細胞と呼ばれる細胞があります。

視細胞は光線を電気信号へと変換して、光は神経細胞によって処理されて、脳へと送られて、見えている映像に変換されます。

視細胞には錐体細胞、桿体細胞の2種類があります。

桿体細胞は周辺視と暗視を司り、明暗を判別します。錐体細胞は昼間視と色覚をになっています。

猫の場合は、桿体細胞が多いので、夜でも見えにくい色を判別することができるのです。

猫の目はなぜ暗闇で光るのか

特に猫の目において、タペタム層という重要な器官があります。

この層は、猫や犬などの夜行性動物の目に存在し、光を反射し、再利用するための特殊な構造を持っています。

タペタム層は、光を捉えた瞳孔の後方に位置し、光を透過させず、光が網膜に到達する前に反射させることで、暗闇での視覚を向上させます。

これにより、は暗い環境で少量の光でも物を見ることができ、夜行性の狩りや行動にも役立てています。

猫の目が暗闇で光るのは、タペタム層が光を反射しているからです。緑~茶色の猫の目は緑色に光ります。

メラニン色素が薄いとタペタム層の色素も少ないため、目の色が青や赤の場合は血管の色を反射して赤色に見えます。

出典 https://www.nidek.co.jp/visitor_general/eyestory/entry-3779.html

NIDEKより

⚫︎猫が好きなのテレビ番組

ねお

猫ってどんなテレビ番組が好きなんだろう??

出典 https://nekochan.jp/research/detail/1

ねこちゃんホンポより

ねこちゃんホンポ(https://nekochan.jp)は全国の猫を飼っている500名を対象に「猫とテレビ」に関するアンケート調査を実施しました。

愛猫が見るテレビジャンルを見ると、動物・ペットの番組が圧倒的に多いことが分かります。

おすすめの番組は『岩合光昭の世界ネコ歩き』と『トムとジェリー』です。

もち様の夢中になって見ています。

2位はニュースとなっています。これは天気予報のことでしょう。

天気予報が始まると一目散にテレビの前にやってきて、テレビに向かって必死に攻撃する猫ちゃんもいます。

天気予報の指し棒が気になったり、天気マークが切り替わるのが気になって反応するようです。

3位はスポーツ番組になっています。特にスポーツ番組でも猫は野球やサッカー、テニス、ラグビーなどの球技を見ることが好きです。

球技のボールの動きが気になって見てしまう猫ちゃんが多いようです。それを追いかけることで、狩りの本能が刺激されるのでしょう。

是非これらの番組を愛猫ちゃんにも見せてあげてみて下さい。

⚫︎猫にテレビを見せる際の注意点

ねお

猫にテレビを見せる際はこの4点を気をつけておこう!

猫にテレビを見せる際、いくつかの注意点を考慮することが重要です。

猫の反応や快適さを考慮して、次のようなポイントに気をつけましょう。

1、長時間見せるのではなく、短い間隔で見せてあげましょう。

猫が長時間テレビを見ていると疲れてしまうことがあるため、適度に休憩を取らせましょう。

長時間の視聴は疲労を引き起こす可能性があるため、猫の状態を確認し、必要に応じて休憩させることが大切です。

2、猫のケガを防ぐためにもテレビの転倒防止措置はしておきましょう。

テレビスタンドが不安定であれば、猫がテレビに飛び乗ったりぶつかったりした際に転倒のリスクが高まります。壁に取り付けて固定しり、転倒防止措置を検討しておきましょう。

また、テレビの周りに散らかった電源ケーブルは、猫が引っ張ったり絡まったりする可能性があります。

ケーブルを整理し、猫がケーブルを引っ張ってテレビを倒さないようにも気をつけましょう。

3、テレビの音量は大きすぎず設定しておきましょう。

急な大きい音は猫にとってストレスになりますし、びっくりもします。

猫のストレスにもならないように、適度な音量にしておきましょう。

4、画面も明る過ぎない設定にしておきましょう。

明る過ぎると猫の目にも悪影響を与えてしまう可能性があります。

テレビを見せる際には、画面は明るすぎずに、適度な設定にしておきましょう。

猫とテレビを楽しむために、猫の快適さと安全を最優先に考えながら、上記の注意点に気をつけましょう。

⚫︎まとめ

今回は、猫がテレビを見る理由や猫の視覚について紹介しました。

猫がどのように世界を見ているのかについて理解を深めることができたと思います。

また、猫の視界には独自の特性があり、猫の見ている世界は私たちとは異なり、色鮮やかなものではないと考えられます。

ですが、猫はテレビをカクカクとした不思議な世界と思ったり、画面に映るものや音が気になったり、楽しんでいるのです。

ご紹介した、猫が好きな番組や猫にテレビを見せる際の注意点を参考にしながら、テレビを楽しませてあげて下さい!

猫の理解を深めて共に楽しむことで、より豊かな関係を築けることでしょう。

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