最近、廃墟好きな人が増えているみたいだね!
そうだね!たかしは興味あるの?
興味はあるんだけど、あんまり魅力が、、ねお教えてよ!
おっけー!今回は廃墟の魅力について紹介するね!
廃墟という言葉は、荒廃した建物や遺跡を思い浮かべるかもしれませんが、実はその魅力は数多くの人々を引きつけています。
この記事では、廃墟の魅力について、なぜ人々が廃墟に魅了されるのかを考察してみたいと思います。
廃墟の美しさや不思議さに触れることで、新たな視点に気づくことができるかも知れません。
⚫︎廃墟が増えてきている理由
出典 https://news.livedoor.com/article/detail/21790407/
近年では空き家があるのにも関わらず、どんどん新築が増えてきている現状にあります。
廃墟がどんどん増えてきています。
廃墟が増えてきている理由についてみていこう!
1、解体費用負担の問題
廃墟の解体には費用がかかります。
建物や施設の解体作業は専門的な技術と設備が必要であり、それには資金が必要です。
所有者が解体費用を負担することができない場合、建物は放置されたままになることがあります。
2、維持管理の優先順位
廃墟の所有者は、解体費用を負担するか、建物を放置するかの判断をしなければなりません。
しかし、所有者にとっては他の経済的な優先事項や維持管理が必要な建物がある場合、解体にかかる費用を捻出することが難しい場合があります。
3、資金不足や所有権の問題
廃墟となった建物の所有者が資金不足である場合、または所有権の問題がある場合、解体の手続きを進めることが困難です。
所有者が建物の財産価値を回収するために解体を望まない場合もあります。
4、環境規制や法的制約
廃墟の解体には環境規制や法的制約が関与する場合があります。
解体作業は環境に悪影響を及ぼす可能性があるため、適切な手続きや許可が必要とされます。
これに伴う費用や手続きの複雑さが解体を難しくする要因となることもあります。
5、自然災害
自然災害は廃墟が増える一因となります。
地震、洪水、台風などの災害が発生すると、建物が損傷を受け、使用不能となることがあります。
被災地では、修復や再建の費用がかさみ、廃墟となる場合があります。
6、人口減少や過疎化
人口減少や過疎化が進む地域では、建物や施設が使用されなくなり、放棄されることがあります。
住民が減少し、需要が低下するため、建物の維持や再利用が困難になります。
⚫︎廃墟の魅力
廃墟の魅力についてみていこう!
1、歴史と物語の詰まった場所
廃墟は、かつて栄えていた場所の遺物です。
そこには歴史や物語が詰まっており、その存在自体が一種のタイムカプセルとなっています。
廃墟を訪れることで、過去の出来事や人々の生活に思いを馳せ、想像力をかきたてられるのです。
2、自然との共存
廃墟はしばしば自然に取り込まれ、草木が生い茂り、美しい光景を作り出します。
自然の力が建物の残骸と調和する様子は、不思議な美しさを持っています。
また、一部の廃墟は再生の可能性を秘めており、芸術家やアーティストによって新たな価値を生み出す場となっています。
3、探索と冒険の興奮
廃墟を訪れることは、探索と冒険の要素を含んでいます。少年心がくすぐられるのです。
不確かな未知の領域への踏み込みや、何があるんだろうと探索すること。ワクワクします。
廃墟は都会の喧騒から一時的に離れ、新たな体験や感動を追求する冒険の場として人々を惹きつけます。
4、美的な魅力と写真映え
廃墟は、荒廃した状態でも独特の美しさを持っています。
錆びた鉄、剥がれた壁、崩れた構造など、その荒々しさが美的な魅力となることがあります。
また、廃墟は写真家やアーティストにとっての宝庫であり、そこで撮影された写真はその不思議な雰囲気を再現し、多くの人々に感動を与えます。
⚫︎日本のすごい廃墟 3選
日本のすごい廃墟について紹介するね!
1、真名団地(まなだんち)
真名団地(まんなだんち)は千葉県茂原市にある市営住宅です。
真名団地の廃墟は、その静寂さと不気味さが魅力とされており、廃墟ファンや探索者にとっては人気のスポットです。
1970年代に市営住宅が建てられてましたが、過疎化が進み2020年から移住が進んで、誰も住んでいない団地になったそうです。
2、八丈島
八丈島には、興味深い廃墟が存在します。
八丈島は、東京都に属する離島であり、自然の美しさと豊かな歴史を持つ場所です。
八丈オリエンタルリゾートは、八丈島にある巨大リゾートホテルです。客足が衰え2006年に閉館。廃墟化されました。
日本三大廃墟と呼ばれるも一つです。
廃墟は、八丈島の自然環境と調和しつつ、その歴史や文化を感じることができる特別な場所です。
3、軍艦島
廃墟軍艦島として知られるのは、長崎県に位置する「端島(はしま)」です。
正式名称は「端島(はしま)」であり、愛称として軍艦島やゴーストアイランドと呼ばれています。
端島は、19世紀末から20世紀初頭にかけて、石炭鉱業が盛んであった場所です。日本初の洋式炭鉱として発展し、鉱夫やその家族が居住していたため、高密度で多層の住宅が建設されました。
しかし、石炭需要の減少や労働条件の悪化により、1974年に炭鉱が閉山され、廃墟となりました。
端島は、密集したコンクリート造りの住宅や建物がそのまま残されており、荒廃した状態が特徴です。廃墟となった当初は立ち入り禁止であったため、放置されたままの状態が続きました。
しかし、2009年に一部のエリアが解放され、観光客や廃墟探索家の訪問が可能になりました。
端島は、その独特な廃墟の景観や歴史的な価値から、2015年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」としてUNESCOの世界遺産に登録されました。この登録により、一部のエリアが修復され、観光地化が進んでいます。観光客はガイドツアーに参加することで、廃墟を見学し、その歴史や背景を学ぶことができます。
軍艦島は、その独特な廃墟の風景や歴史的な価値から、廃墟探索や歴史愛好家にとって非常に魅力的なスポットとなっています。
⚫︎まとめ
廃墟は、その独特な雰囲気や魅力によって、多くの人々を引きつけています。
歴史や物語、自然との共存、冒険の興奮、美的な魅力など、様々な要素が廃墟の魅力としてあります。
廃墟を訪れることで、新たな発見や感動が得られるだけでなく、自身の創造性や想像力を刺激する貴重な体験となることでしょう。
ぜひ、廃墟の世界に一歩踏み出してみてください。