愛猫がいつも何もないところを眺めているんだけど、、
確かに❗️人間にとってはとても不思議だよね、、
なんで猫は何もない空間を見ているんだろう❓
今回は猫が何もないところを見る理由と、フェレンゲルシュターデン現象について紹介するね
動物の行動には、私たちが理解し切れない不思議な側面が存在します。
その中でも、猫という生き物は特に興味深い行動を見せることがあります。
猫の独特な動きや不思議な行動には、時折私たちを驚かせる要素がたくさんあります
さらに、「フェレンゲルシュターデン現象」という謎めいた現象もあります。
皆さんは、猫が突然じっと何もない場所を見つめている様子に遭遇したことはありませんか?
このような瞬間、私たちは猫が何か見ているのか、何かを感じているのか、疑問を感じることでしょう。
この記事では、その不思議な現象の背後にある理由について探求してみたいと思います。
猫の行動に隠された深層を垣間見ることで、猫に対する私たちの知識と理解が広がることを期待しています。
⚫︎猫が何もないところを見る考えられる理由とは?
猫が何もないところを見る、考えられる理由について紹介するね❗️
1、猫は聴力がとても発達している
猫の聴力は非常に発達しており、その優れた聴覚能力が猫が何もない場所を見つめる理由として考えられます。
猫は高周波の音を聴く能力が非常に優れています。
人間の聴力範囲(20Hzから20,000Hz)よりも高い音域である65,000Hzまで聞くことができます。
出典 https://www.signia.net/ja-jp/blog/local/ja-jp/cat-dog-human-hearing/
signaより
これは野生時代において狩りを行う際や、獲物の音や動きを察知するのに役立ってきた能力です。
また、猫の耳の形状も聴力を向上させる特徴的な要素です。
耳が動くことで音の方向を正確に捉えることができるため、猫は微細な音を検知するのに優れた能力を持っています。
そのため、何もない場所に潜んでいる虫の動きや音、風の微細な音などを感じ取っている可能性があります。
これが猫が興味を持ち、じっと見つめる理由かもしれません。
2、猫は嗅覚も敏感
猫の嗅覚も非常に敏感であり、その優れた嗅覚能力が猫が何もない場所を見つめる理由として考えられます。
猫は嗅覚が非常に発達しており、人間の約14倍と言われています。
これにより、微量の匂いや化学物質の変化を感知することができます。
野生時代においては、獲物の匂いや環境の変化を感じ取ることが狩猟や生存に不可欠であったと考えられています。
猫は微量の匂いや化学物質を感知することができます。
何もないように見える場所でも、猫の嗅覚が感じる何かしらの匂いや変化があるかもしれません。
これが猫の注意を引き、見つめる行動に繋がる可能性があります。
3、猫は紫外線を認識できる
猫の目には、私たちが見ることのできない紫外線を認識する能力があるとされています。
2014年にイギリスが行った研究から、犬と猫には、紫外線などの電磁波が見えていることが分かりました。
これにより、猫は私たちが見えない世界を感知していることになります。
そのため、猫が何もない場所を見つめる行動が、紫外線を含む目に見えない刺激を感じ取っているためということが考えられます。
紫外線には、花や植物の色や模様、獲物の体表の模様などが含まれており、これらが猫の視覚に影響を与える可能性があります。
したがって、猫が何もない場所を見つめる行動は、私たちには見えない紫外線での情報を感じ取っているためかもしれません。
紫外線とは:紫外線は、電磁波の一種であり、可視光線よりも高いエネルギーを持つ放射線のことを指します。紫外線は私たちの目では見ることができないため、「紫外線」と呼ばれるものの、実際には紫色の光を発するわけではありません。紫外線は太陽から放射される他、一部の光源や技術的な装置からも放出されることがあります。
4、ボーッと考え事をしているだけ
猫も人間と同じで時折、リラックスした状態であることがあります。
何もない場所を見つめる行動は、猫がリラックスしているか、あるいは環境に集中している状態を示しているかもしれません。
猫は我々とは異なる感覚や視点を持っており、彼ら自身のペースで生活を楽しむことがあるでしょう。
5、ストレスや緊張の表れかも
猫が何もない場所を見つめる行動は、ストレスや緊張の表れである可能性があります。
猫は繊細な生き物であり、環境の変化や社会的な要因によってストレスを感じることがあります。
環境の変化
猫は環境の変化に敏感であり、新しい状況や対象に対して不安を感じることがあります。
何もない場所を見つめる行動は、その環境の変化に対する緊張の表れかもしれません。
猫は過去の経験から学んだ情報をもとに、新しい状況を察知しようとすることがあります。
不安や恐怖
また、猫が何もない場所をじっと見つめる行動は、猫が不安や恐怖を感じている可能性を示しています。
猫が外部の刺激や音に反応しているが、その原因が私たちには見えない場合もあります。
不安や恐怖が猫の行動に影響を与え、じっとしたり身構えたりすることがあります。
『猫に絶対やってはいけない事』〜猫が嫌がるNG行動〜
猫が不安や恐怖を感じるNG行動についてはこちらの記事も参考にしてみて下さい。
病気や不快感
さらに、 体調の不調や病気によっても、猫の行動が変化することがあります。
猫が身体的な不快感を感じている場合、何もない場所を見つめる行動が現れるかもしれません。
猫の『体調不良』『病気』のサインに気づこう 〜早めに病院へ〜
猫の病気のサインについてはこちらの記事も参考にしてみて下さい。
⚫︎『フェレンゲルシュターデン現象』について
フェレンゲルシュターデン現象について紹介するね
1957年にドイツの学者、リーゲンジー・シュターデン博士と愛猫のシュターゲンによって発表された、学説によって名付けられた猫の行動に関する現象です。
当時、ドイツは心霊現象について調べていました。
猫が見ている空間は、他の空間よりも温度が約2度低いということが判明したそうです。
これを別の研究班によって検証された「霊の存在する地点は周囲より低温である」とする説と結び付けて
猫が見ている空間は温度が低いと言うことは、幽霊が存在しているのではないかという結論に至ったみたいです。
『猫は霊感があって幽霊を認識できる』というフェレンゲルシュターデン現象を唱える人の間ではそう考えられていました。
しかし安心して下さい。猫は幽霊を見ているわけではありません。
この話はすべて嘘で、ネット掲示板から出てきた噂話です。
話のネタにはなるかもしれませんが、真に受けてないようにしておきましょう。
⚫︎猫が何もない空間を見つめていたらどうすればいい?
猫が何もない空間を見つめていたらどうしてあげればいいんだろう❓
「そっと見守ってあげる」
猫が何もない空間を見つめている場合、その時に最も大切なことは「そっと見守ること」です。
猫は繊細な生き物であり、自分自身のペースで環境や刺激に対処する必要があります。
猫がが何もない場所を見つめているとき、静かな環境を提供しましょう。
むやみに構うことはやめておきましょう!
猫にとって安心できる場所であり、環境がリラックスできるものであることが重要です。
また、適切な距離を保つことが大切です。猫が逃げたりストレスを感じないよう、適切な距離を保ちながら見守りましょう。
「何かいないか確認してあげる」
猫が何もない空間を見つめている場合、ネズミや虫などの小さな生物が存在する可能性もあります。
ネズミや虫などの害獣が猫の狩猟本能を刺激していることもありますが、住み着いている場合には早急な対処が必要です。
害獣駆除業者による方法で害獣を駆除することが必要かもしれません。
猫の安全を考慮して、非毒性で環境に配慮した方法を選ぶことが重要です。
害獣の存在は猫の安全や健康に影響を与える可能性があるため、早急な対処が重要です。
専門家のアドバイスやアシスタンスを受けつつ、猫の安全を確保しながら害獣の対処に取り組んでください。
⚫︎まとめ
猫が何もない場所を見つめる理由は、その多くが感覚や本能に起因するものと考えられます。
聴覚や嗅覚、紫外線感知などの感覚が、猫の行動に影響を与えている可能性があります。
猫が感じる音や匂い、目に見えない光を通じて、興味や好奇心が刺激されていることも考えられます。
さらに、ストレスや環境の変化が猫の行動に影響を与えることも考慮すべきです。
猫は環境の変化やストレス要因に対して繊細に反応することがあります。
何もない場所を見つめる行動は、そのような状況への対処方法の一つとして現れる可能性があります。
猫の行動を理解し、その視点に寄り添うことは、猫との深い絆を築くために重要です。
猫たちとの共有の時間を楽しむことで、不思議な行動にも少しだけ近づくことができるでしょう。