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職場にいる何でも上司にチクる人の心理。なぜ告げ口をするのか?対処法とは。

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僕はサボりマンだ。

とにかくサボりたい。

できることなら、一秒でも長くサボっていたい。

もちろん、仕事をするために職場へ行っていることは理解している。

給料をもらっているのだから、働かなければならない。

そんなことはわかっている。

わかっているが、サボりたいものはサボりたいのだ。

しかし、そんな僕には天敵がいる。

告げ口マンだ。

こいつらは恐ろしい。

誰かが少し休憩していた。

誰かが雑談していた。

誰かが仕事をサボっていた。

そんな情報を、わざわざ上司に報告するのである。

「あの人、サボっていましたよ」

おい。

なぜ言う。

僕はお前に何かしたのか。

いや、サボっていた。

それは認めよう。

しかし、なぜわざわざ報告するのだ。

僕がサボっていることで、お前の仕事が増えるわけではない。

給料が減るわけでもない。

休憩時間が短くなるわけでもない。

何も変わらない。

それなのに、なぜチクるのだ。

僕たちは同じ職場で働く仲間ではないのか。

同じ制服を着て、同じ場所で働いている。

いわば戦友ではないか。

それなのに、僕が少しサボっていると上司に報告する。

裏切りだ。

仲間だと思っていたのに。

いや、そもそも向こうは僕のことを仲間だと思っていないのかもしれない。

僕だけが勝手に仲間意識を抱いていたのだろうか。

なんという悲しい話だ。

しかし、僕にはどうしても理解できない。

なぜ人は、わざわざ他人の行動を上司に告げ口するのだろう。

今回は、そんな告げ口マンたちの心理について考えてみたい。

目次

なぜ職場には何でも告げ口する人がいるのか

職場には、他人の行動をやたらと気にする人がいる。

誰が何時に休憩していた。

誰が誰と話していた。

誰が仕事を間違えた。

誰がサボっていた。

実によく見ている。

感心するほどだ。

僕なんて、他人が何をしているのか、ほとんど興味がない。

誰かがサボっていても、基本的にはどうでもいい。

自分の仕事に影響がなければ、それでいいではないか。

しかし、告げ口マンは違う。

他人の行動を観察し、問題を見つけると、上司に報告する。

まるで職場の監視カメラだ。

しかも、監視カメラと違って自分の意思で動く。

歩く。

喋る。

報告する。

なんという高性能な監視システムだ。

しかし、ここで一つ疑問が生まれる。

なぜ、そこまでするのだろう。

上司から頼まれているのなら、まだわかる。

仕事の一環として、周囲の状況を確認しているのかもしれない。

しかし、そうではない場合もある。

自分の仕事とは関係ない。

誰かに頼まれたわけでもない。

それなのに、わざわざ報告する。

何が彼らをそこまで突き動かしているのだろう。

告げ口する人の心理① 正義感が強い

まず考えられるのが、正義感だ。

世の中には、ルール違反を見逃せない人がいる。

決まりは守るべきだ。

サボるのは悪いことだ。

給料をもらっているのだから、真面目に働くべきだ。

まったくもって正論である。

反論の余地がない。

僕はサボりマンだ。

この時点で、完全に不利な立場にいる。

しかし、正義感の強い人にとって、誰かがサボっているという事実そのものが許せないのかもしれない。

自分に直接的な被害がなくても、ルールが破られていることに不快感を覚える。

だから上司に報告する。

本人にとっては告げ口ではない。

正しい行動なのだ。

なるほど。

そう考えると、少し理解できる。

しかし、僕は思う。

世の中のルール違反を、すべて取り締まる必要があるのだろうか。

もちろん、重大な事故につながる行為や、他人に迷惑をかける行為は別だ。

しかし、誰にも直接的な影響がないような些細なことまで、逐一報告する必要があるのだろうか。

僕にはわからない。

もっとも、サボっている人間が正義について語っている時点で、説得力はない。

なんとも不利な議論である。

告げ口する人の心理② 上司に評価されたい

次に考えられるのが、承認欲求だ。

上司に認められたい。

真面目な人間だと思われたい。

職場に貢献していると評価されたい。

そんな気持ちから、他人の情報を報告する人もいるのかもしれない。

「あの人、サボっていましたよ」

つまり、裏を返せば、

「私はちゃんと働いていますよ」

というアピールにもなる。

なるほど。

他人のサボりを報告することで、自分の真面目さを強調しているわけだ。

なんという戦略だ。

しかし、ここで気になることがある。

本当に評価されるのだろうか。

上司によっては、報告してくれたことをありがたいと思うかもしれない。

一方で、些細なことまで報告してくる人を面倒だと感じる上司もいるだろう。

「あの人がサボっていました」

「そうですか」

「あの人も雑談していました」

「そうですか」

「あの人は休憩が長かったです」

「……そうですか」

上司も大変である。

毎日そんな報告を受けていたら、仕事が進まないのではないか。

そもそも、他人の失敗を報告することと、自分が仕事をできることは別問題だ。

告げ口が得意だからといって、仕事が優秀とは限らない。

それでも、上司に情報を提供することで、自分の存在価値を示そうとする人はいるのかもしれない。

告げ口する人の心理③ 他人が得をするのが許せない

これは、なかなか興味深い心理だ。

自分は真面目に働いている。

それなのに、隣の人間はサボっている。

同じように給料をもらっている。

これは不公平ではないか。

そう感じる人もいるだろう。

確かに、その気持ちは理解できる。

自分だけが一生懸命働いているのに、他人が楽をしている。

面白くない。

しかも、給料が同じなら、なおさらだ。

しかし、僕はここで考えてしまう。

他人がサボっていることで、自分の給料が減るわけではない。

仕事が増えるわけでもない。

それでも、許せないのだろうか。

例えば、隣の人間が一万円を拾ったとする。

自分が損をしたわけではない。

それでも、なんとなく羨ましい。

そんな心理に近いのかもしれない。

人間は、自分がどれだけ得をしているかだけでなく、他人と比べて公平かどうかも気にする。

自分だけが損をしているように感じると、不満が生まれる。

つまり、告げ口マンにとって問題なのは、僕がサボっていることそのものではないのかもしれない。

「自分は働いているのに、あいつだけ楽をしている」

その状況が気に入らないのだ。

なるほど。

だったら、お前もサボればいいではないか。

いや、違う。

そういう話ではない。

僕の思想に引っ張られてしまった。

告げ口する人の心理④ 他人を陥れたい

告げ口の中には、純粋な悪意が含まれている場合もあるだろう。

嫌いな人間がいる。

気に入らない人間がいる。

できることなら、上司からの評価を下げたい。

そんなとき、相手の失敗やルール違反を報告する。

もちろん、告げ口する人が全員そうだとは思わない。

しかし、他人を困らせることを目的にしている人もいるのかもしれない。

これは恐ろしい。

仕事をしているだけなのに、知らないところで敵を作っている可能性がある。

いや、僕の場合はサボっている。

仕事をしているだけ、という表現は少し違う。

しかし、それにしてもだ。

僕は誰かを陥れようとしてサボっているわけではない。

ただサボりたいだけなのだ。

それなのに、相手は僕の失敗を探している。

なんという温度差だ。

僕は平和に暮らしたい。

相手は僕を監視したい。

まったく噛み合っていない。

告げ口する人の心理⑤ 自分の立場を守りたい

告げ口には、自己防衛の意味がある場合も考えられる。

例えば、職場で問題が発生したとする。

そのとき、上司から、

「どうして報告しなかったんだ?」

と責められる可能性がある。

だから、先に報告しておく。

自分は知っていた。

そして、きちんと報告した。

責任を問われないようにするためだ。

これは理解できる。

特に、安全や衛生、顧客への影響がある問題なら、報告は必要だろう。

しかし、何でもかんでも報告する必要があるのかは別問題だ。

責任を回避したいという心理が強くなると、些細なことまで上司に伝えようとする場合もあるのかもしれない。

本人にとっては、自分の身を守るための行動なのだ。

ただ、僕からすると、やはり疑問が残る。

そこまでして、他人の行動を把握しておかなければならないのだろうか。

僕なんて、自分のことで精一杯だ。

いや、サボることで精一杯だ。

告げ口する人の心理⑥ 他人を管理したい

職場には、役職がないにもかかわらず、周囲の行動を細かく気にする人がいる。

誰が何をしている。

誰が何分休んでいる。

誰がどこへ行った。

実によく把握している。

もはや管理職である。

いや、管理職でもそこまで見ていないかもしれない。

こうした行動の背景には、周囲を自分の考える秩序に従わせたいという心理がある場合も考えられる。

自分の思いどおりに職場が動いていないと落ち着かない。

誰かがルールから外れると気になる。

そこで、上司に報告する。

自分では直接注意できなくても、上司の権限を使えば相手の行動を変えられるかもしれない。

なるほど。

しかし、僕には理解できない。

なぜ、他人の行動をそこまで管理したいのだろう。

自分の人生だけでも、十分に大変ではないか。

他人の人生まで管理する余裕があるなんて、なんとも羨ましい。

僕なんて、自分のやりたいことだけで一日が終わってしまう。

他人が何分休憩していたかなんて、覚えている暇がない。

告げ口する人は本当に真面目なのか?

ここで、一つ大きな疑問が生まれる。

告げ口する人は、本当に真面目なのだろうか。

確かに、ルールを守ろうとする姿勢は真面目なのかもしれない。

誰かがサボっているのを見逃せない。

職場の規律を守りたい。

そう考えること自体は、おかしなことではない。

しかし、他人の行動を監視することと、真面目に働くことは同じなのだろうか。

例えば、仕事中に誰かがサボっていないか観察する。

少しでも怪しい行動を見つけたら、上司に報告する。

その時間は、一体何なのだ。

仕事なのか。

それとも、ただ他人が気になっているだけなのか。

もちろん、必要な問題を報告することも仕事の一部だ。

しかし、他人の些細な行動を探すことに夢中になって、自分の仕事がおろそかになっていたら本末転倒ではないか。

真面目に働くというのは、自分に与えられた仕事をきちんとこなすことではないのだろうか。

他人の欠点を探すことではないはずだ。

もっとも、ここで重大な問題がある。

僕はサボりマンだ。

自分の仕事を真面目にこなしている人間ではない。

そんな僕が、他人に向かって、

「自分の仕事に集中しろ!」

と言っている。

なんという矛盾だ。

お前が言うな。

まさにそのとおりである。

しかし、僕がサボりマンであることと、告げ口マンが真面目なのかという疑問は、別の話ではないだろうか。

少なくとも、他人の行動を上司に報告しているという事実だけで、その人が真面目で優秀だと判断することはできない。

本当に真面目な人は、他人を監視することよりも、自分の仕事に集中しているのかもしれない。

なぜ本人に直接注意しないのか

これも不思議だ。

僕がサボっているところを見つけたとする。

それが気に入らないのなら、直接言えばいいではないか。

「サボってるやん」

そう言ってくれればいい。

僕はどう答えるだろう。

「はい」

おそらく、そう答える。

いや、もう少し言い訳をするかもしれない。

しかし、少なくとも何が不満なのかはわかる。

ところが、告げ口マンは直接言わないことがある。

本人には何も言わず、上司に報告する。

なぜだ。

僕に直接言うのが怖いのだろうか。

揉めたくないのだろうか。

それとも、上司に報告すること自体が目的なのだろうか。

もちろん、同僚に直接注意する義務はない。

相手が怖い人だったり、トラブルになる可能性があったりするなら、上司に相談した方がいい場合もある。

それは理解できる。

しかし、本人に一言も伝えず、裏で何度も報告するという行動には、どうしても疑問が残る。

直接言うほどの問題ではない。

しかし、上司には言いたい。

一体、どういう心理なのだろう。

僕たちは同じ職場で働く仲間ではないのか

僕が最も不思議に思うのは、ここだ。

僕たちは同じ職場で働く仲間ではないのか。

同じ建物で働いている。

同じ制服を着ている。

同じように出勤して、同じように退勤する。

職場という一つの組織に所属している。

いわば、同じ船に乗っている仲間ではないか。

それなのに、わざわざ上司に告げ口する。

なぜだ。

僕がサボっていることで、相手の仕事が増えるならわかる。

自分の負担が増えるのだから、不満を持つのも当然だろう。

しかし、僕の場合は違う。

相手の仕事には直接関係がない。

それなのに報告する。

僕には理解できない。

そもそも、僕は他人がサボっていても、基本的には何も思わない。

「ああ、サボってるな」

それだけだ。

わざわざ上司に報告しようとは思わない。

そんなことをして、何になるのだろう。

僕の給料が増えるわけではない。

仕事が楽になるわけでもない。

何の得もない。

それなら、お互い干渉せずに働けばいいではないか。

僕は僕の人生を生きる。

お前はお前の人生を生きる。

それでいいではないか。

もっとも、同じ職場の仲間だからといって、ルール違反を黙認する義務があるわけではない。

仲間意識と、仕事上の責任は別問題だ。

それは理解している。

理解しているが、僕はやはり思う。

そんなに何でも報告しなくてもいいではないか。

告げ口する人は嫌われるのが怖くないのか

告げ口には、もう一つ不思議な点がある。

人間関係が悪くなる可能性だ。

誰かの行動を上司に報告する。

そのことが本人に伝わる。

当然、いい気分はしないだろう。

「あいつがチクったのか」

そう思われる可能性がある。

場合によっては、職場での人間関係が悪くなる。

それなのに、なぜ報告するのだろう。

嫌われることを恐れていないのか。

考えられる理由はいくつかある。

まず、本人に知られないと思っている場合。

上司にこっそり報告すれば、誰が言ったのかわからない。

そう考えているのかもしれない。

次に、上司からの評価を優先している場合。

同僚に嫌われるより、上司に認められる方が大切なのだろう。

あるいは、そもそも嫌われることを気にしていない可能性もある。

自分は正しいことをしている。

だから、相手にどう思われようと関係ない。

そんな考え方なのかもしれない。

しかし、僕には少し寂しく感じられる。

同じ職場で働く人間同士なのだから、できることなら穏やかに過ごしたい。

わざわざ敵を作る必要はないではないか。

僕は平和主義者なのだ。

ただし、サボる。

報告と告げ口は何が違うのか

ここまで告げ口について考えてきたが、そもそも報告と告げ口は何が違うのだろう。

これは難しい問題だ。

例えば、職場で重大なミスが発生したとする。

そのまま放置すれば、事故につながるかもしれない。

利用者に迷惑がかかるかもしれない。

そんなときは、上司に報告する必要がある。

これは告げ口ではない。

必要な業務報告だ。

一方で、誰かが少し雑談していた。

誰かが数分間休んでいた。

そうした行動を、何でも上司に伝える必要があるのだろうか。

もちろん、休憩時間や勤務中の行動には職場のルールがある。

しかし、問題の重大さや周囲への影響を考えず、ただ誰かの失敗を見つけて報告する。

それは、必要な報告とは少し違うように思う。

では、何が違うのか。

僕は、報告する目的が重要なのではないかと思う。

問題を解決するためなのか。

事故やトラブルを防ぐためなのか。

それとも、相手を困らせたいだけなのか。

同じ内容を上司に伝えたとしても、その目的によって意味は変わってくる。

ただし、相手の本当の動機は外からはわからない。

僕が告げ口だと思っていても、相手は必要な報告だと考えているかもしれない。

だからこそ、単純に決めつけることはできない。

しかし、僕としては、どうしても思ってしまう。

そこまで報告しなくてもよくないか。

何でも告げ口する人への対処法

では、職場に何でも告げ口する人がいたら、どうすればいいのだろう。

まず考えられるのは、必要以上に関わらないことだ。

仕事に必要な会話はする。

しかし、余計なことまで話さない。

自分の行動を細かく知られる機会を減らす。

これだけでも、不要なトラブルを避けやすくなるだろう。

次に、職場のルールを確認しておくこと。

何が認められていて、何が禁止されているのか。

曖昧な部分があるなら、上司に確認しておく。

そうすれば、事実と違う報告をされたときにも説明しやすい。

そして、告げ口されたからといって、感情的に相手を責めないことも大切だろう。

腹が立つ気持ちはわかる。

僕だって、腹が立つ。

しかし、そこで喧嘩を始めても、状況がよくなるとは限らない。

むしろ、さらに報告される材料を増やしてしまうかもしれない。

そして、もう一つ。

自分にも改善すべき点があるなら、そこは認めることだ。

僕の場合、サボっていたのなら、それは事実である。

相手の告げ口が気に入らないからといって、自分の行動まで正当化できるわけではない。

なんとも耳の痛い話だ。

いや、僕が自分で書いているのだが。

なぜ僕は告げ口する人が嫌いなのだろう

ここまで告げ口マンの心理について考えてきた。

しかし、ふと思った。

なぜ僕は、ここまで告げ口する人が嫌いなのだろう。

答えは簡単だ。

サボりたいからである。

僕はサボりたい。

しかし、告げ口マンがいるとサボりにくい。

だから嫌いなのだ。

なんという単純な理由だ。

心理分析も何もない。

ただの利害関係である。

しかし、それだけではない気もする。

僕は、他人に必要以上に干渉されることが好きではない。

誰が何をしていようと、基本的には自由にすればいいと思っている。

もちろん、他人に迷惑をかけたり、重大な問題を起こしたりするなら別だ。

しかし、そうでないなら、わざわざ他人の行動に口を出す必要はないのではないか。

僕はそう考えている。

だからこそ、何でも上司に報告する人が理解できないのだろう。

一方で、告げ口マンからすれば、僕の考え方こそ理解できないのかもしれない。

「仕事中なのだから、ちゃんと働け」

そう思っているのだろう。

まったくもって正論だ。

しかし、僕はサボりたい。

なんという平行線だ。

おそらく、僕たちは永遠に理解し合えないのかもしれない。

僕は今日もサボりたい

結局、告げ口する人の心理には、さまざまな理由が考えられる。

正義感。

承認欲求。

不公平感。

嫉妬。

自己防衛。

他人を管理したいという気持ち。

そして、単純に職場のルールを守りたいという思い。

何が理由なのかは、その人によって違うのだろう。

だから、告げ口する人を一括りにして悪者にすることはできない。

必要な報告もある。

上司に伝えなければならない問題もある。

それは理解している。

しかし、僕はやはり疑問なのだ。

なぜ、そんなに他人のことが気になるのだろう。

僕が何をしていようと、お前の人生には直接関係がないではないか。

僕はお前が何をしていようと、基本的には興味がない。

だから、どうか僕にも興味を持たないでほしい。

僕はただ、静かに過ごしたいだけなのだ。

もちろん、仕事はしなければならない。

給料をもらっているのだから、必要な仕事をする責任がある。

そんなことはわかっている。

しかし、それでも僕はサボりたい。

できることなら、一秒でも長くサボりたい。

そして、できることなら誰にも邪魔されたくない。

そんなことを考えながら、僕は今日も職場へ向かう。

告げ口マンたちは、今日も誰かの行動を観察しているのだろうか。

誰が休憩していた。

誰が雑談していた。

誰がサボっていた。

そして、上司に報告する。

まったく、ご苦労なことである。

僕はそこまで他人に興味を持てない。

それにしても、あの人たちは一体何を目指しているのだろう。

職場の平和か。

上司からの評価か。

それとも、単なる正義感なのか。

考えても答えは出ない。

ただ、一つだけ確かなことがある。

僕は今日もサボりたい。

そして、告げ口マンは今日もチクりたいのかもしれない。

お互い、やりたいことがある。

それなら、相手の邪魔をせずに生きていけばいいではないか。

僕はサボる。

お前は働く。

それぞれの道を歩もう。

……いや、待て。

お前は働いているのに、僕だけサボっている。

そりゃ、チクりたくもなるか。

なるほど。

少しだけ、告げ口マンの気持ちがわかった気がした。

しかし、やっぱりチクらないでほしい。

僕はただ、サボりたいだけなのだから。

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