愛犬に名前を呼んだり、沢山話しかけてあげた方がいいのかな?
そうだね!犬に沢山話しかけてあげると、メリットが多くて、沢山話しかけられて育った犬しか見せない行動や仕草もあるんだよ!
そうなんだ!!どんなメリットがあるんだろう??
今回は沢山話しかけられて育った犬が見せる行動・仕草 不安が減少し寿命が延びる!について紹介するね!
愛犬はとっても大切な家族の一員です。
しっぽを振る姿や愛らしい仕草は私たちの心を温かくし、癒されて、日々のストレスを和らげてくれます。
しかし、愛犬が毎日を健康で幸せな生活を送るためには、コミュニケーションが欠かせないことが最近の研究で示されています。
犬が私たちの言葉に触れることが、精神的健康や寿命にどのような影響を与えるのでしょうか?
実は話しかけてあげることで多くのメリットがあるのです。
そして、沢山話しかけられて育った犬は特定の行動・仕草を見せてくれます。
その行動を愛犬がして初めてメリットが得られた!と判断できるのです。
それでは、犬とのコミュニケーションが、どのような影響をもたらすのか、紹介していきます!
⚫︎犬に話しかけるメリット
犬に話しかけるとこんなにメリットがあるんだよ!
不安がなくなる
沢山話しかけることで犬は不安が解消されて安心することができます。
犬は野生時代に群れて生活していた動物ですので、基本的に寂しがり屋です。
そんな犬にとって、飼い主さんから相手にされていないと感じることは、何よりも辛いストレスになります。
毎日優しい声で話しかけてあげましょう!
飼い主さんが積極的に声をかけることで、犬は自分が見守られていることを感じ、不安を和らげることができます。
寿命が延びる
実は、沢山話しかけられて育った犬とそうでない犬を比べると、沢山話しかけられた犬の方が2年〜3年長生きするという調査結果があるんです。
沢山話かけることで犬は心の底から安心します。
精神状態が良くストレスフリーで過ごすことができるので、長生きします。
精神的な安定や幸福感がある状態は、全体的な健康に良い影響を与えます。
その上、食事や運動量までしっかり管理されていれば、言う事なしです。
加えて、沢山話しかける飼い主さんは愛犬の事をよく観察している傾向があります。
愛犬のちょっとした不調にいち早く気付き、病気の早期発見・早期治療ができるので、結果的に長生きに繋がります。
飼い主さんの幸福度が上がる
愛犬がストレスなく幸せに過ごしている姿を見ると私たちも幸せを感じますよね。
また、犬に話しかけることで悩んでいた気持ちが楽になったり、考えが整理できます。
人に話すだけではなく、犬に話しかけることでも同じような効果が得られるので、困ったことがあるときや悲しいときに話しかけてみると、不安が解消されることもあるでしょう。
たくさん話しかけられることで犬の幸福度が高まれば、飼い主さんの幸福度もアップし、絆や愛情もさらに強くなるでしょう。
このように犬に話しかけるメリットは絶大です。
しかし、飼い主さんがただ話かけているだけでは、このメリットは得ることができません。
一緒に確認していきましょう!
⚫︎沢山話しかけられて育った犬が見せる行動・仕草
沢山話しかけられて育った犬こんな行動・仕草を見せてくれるよ!
沢山首を傾げる
飼い主さんに普段から沢山話しかけられて育った犬は首を傾げる仕草をよく見せます。
何かと自分に向けられた言葉や音などを感じるため『ちゃんと聞き取ろう』『理解しよう』と考える頻度が多いからです。
この仕草は、集中力が高まっている状態なので、トレーニングなどの集中力を高めてくれるものでもあるので良い仕草の一つです。
首を傾げさせるために、意味のないことを言い続けるのは良くないので、意味のある言葉をかけてあげましょう。
一方で沢山話かけているのに、愛犬が首を傾げない場合に『私の言葉に興味がないんだ…』と落ち込む必要はありません。
この仕草をする・しないは犬の性格や個性が大きく関係しているのです。
呼ぶとすぐ来てくれる
沢山話しかけられて育った犬は呼びかけた時にすぐ駆けつけてくれることが多いです。
これは飼い主さんの声に対する感度が高いため、呼びかけに敏感かつすぐに反応することができるためです。
これは愛犬の安全だけでなく、興奮して他の人や犬を傷つけてしまうということも防ぐことができます。
沢山名前を呼んでスキンシップをしたり、おもちゃで遊んであげることが重要です。
飼い主さんが積極的に声をかけてくれる環境では、犬もそれに応える形で関わりを深めようとします。
一方で、愛犬が呼んでも来ない場合は注意が必要です。
過去に嫌な経験をした場合や、まだ信頼関係を築けていない可能性があります。
スキンシップや散歩をする時間が不十分だと愛犬は飼い主さんを信頼することができません。
対策として1日5分でもいいので毎日スキンシップをして下さい!
その際に愛犬の名前を呼び『可愛いね!』と話しかけてあげるといいでしょう。
また、犬種や年齢にもよりますが1日2回、1回あたり30分は散歩に行くようにしましょう!
仕事で忙しくても最低1日1回、30分は守ってあげて下さい。
人に近づきやすくなる
飼い主さんだけに限らず、飼い主さんの友人など、他の人にも沢山話しかけられて育った犬は『もっといろんな人に話しかけられたい』と人が好きになり、人に近づいていく傾向が大きくなります。
沢山話しかけられて育った犬は、人に対してより友好的に接する傾向があります。
飼い主さん以外の人にも関心を持ち、興味を示すことがあります。
他の人に対しても友好的で愛情深く、親しみやすい行動を取ることがあります。
中には、散歩中に通り過ぎる人から『可愛いね』と言われることが多いと、味を占めて散歩中に人に近づき笑顔を振りまく子もいます。
目が合うと声をかけてもらえることを知っているのです。
ストレスサインが減少する
犬に話かけることの最大のメリットは『ストレスサインの軽減』です。
これは犬自身が飼い主さんからしっかり注目されているんだと思うことができるため、生活の中の不安要素が減少するからです。
犬が見せるストレスサインとしては、
- 近くであくびをする
- 手を差し出すと噛み付く
- 顔や体を背ける
- 食欲不振
もしもこのようなサインが見られたら、注意が必要です。
沢山話しかけることで、犬はストレスを軽減し、幸福な状態を保つことができます。
沢山話しかけてあげましょう!
賢い子に育つ
犬の賢さは人間の2歳〜3歳と同じくらいです。
そして犬は平均で165個の単語を覚えることができ、賢い子だと1000個以上の単語を理解できます。
現実の生活に落とし込むと、おもちゃの名前を覚えたり、郵便受けから新聞を取ってきたり、洗濯物を洗濯機に入れたりもします。
会話を通じて情報を得る機会が多いと、犬は学習能力を高めることができます。
新しいトレーニングを素早く理解し、覚えることができるようにもなってきます。
賢さを伸ばすことが、犬と暮らす本質ではありませんが、犬に沢山話しかけておくことに損はありません。
次第にアイコンタクトだけでも言いたいことが伝わるようにもなってきます。
味方になってくれる
犬は共感能力があるので、飼い主さんの気持ちを理解してくれます。
そして、ネガティブな感情に特に敏感に反応することが研究からもわかっています。
だからこそ、いつも愛犬の前で落ち込んだり、愚痴を言ったりするのは犬が可哀想なのでおすすめしませんが、
現代科学でわかっている犬の共感能力について2つ紹介します。
1つ目はある心理学の実験で、苦しんでいる飼い主さんの元へ犬が向かうスピードを調査しました。
その結果、飼い主さんとの絆が深い犬ほど、飼い主さんのもとに向かうスピードが早いことが確認されています。
2つ目は2002年のアメリカの研究です。
家族にペットがいる人といない人のストレス耐性を調査したところ、ペットと暮らしている人はストレスからの回復が早いことが確認されています。
言葉を理解できるようになる
最新の研究では犬は単語やフレーズを理解できるだけではなく、人の話す内容の意味を推測する能力も持っていることも示されています。
研究によると犬は人間の言葉の音や音節を聞き分けて、その意味を理解できるようになります。
例えば、飼い主さんが『おやつ』という単語を発声すると犬はその言葉に反応しておやつを貰えることを理解します。
また、犬は単語だけでなく、音やイントネーションにも敏感であり、飼い主さんの言葉の意味をより正確に推測することができます。
飼い主さんから沢山話しかけられることで、犬が言葉の意味をより正確に理解できるようになることが期待できます。
犬と飼い主さんがボタンで会話するという、今までに無かったコミュニケーション方法がSNSで爆発的に広がってきています。
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⚫︎まとめ
愛犬が普段から飼い主さんから話しかけられて育っていくと、これだけ多くのメリットがあるのです。
多くの言葉や飼い主さんの声に触れ、愛情をたくさん受けた犬は不安が減少し、より長い寿命を享受することが示されています。
また、愛犬とのコミュニケーションは、犬だけではなく飼い主さんの心の安定や幸福感にも繋がるのです。
沢山話しかけてあげることは、愛する犬との絆を深め、豊かな生活を提供してくれることでしょう。
愛犬との交流を大切にし、愛情を惜しまないことが、素晴らしい関係を築く近道です。
ぜひ今回紹介した行動が見られるように、話かけてあげて下さい!
あなたと愛犬との素敵な時間を共有できることを楽しみにしています。