犬は家族によって、態度を変えることってあるのかな?
そうだね!犬は人によって態度を変えることがあるよ!
そうなんだ!なんだか、僕だけ愛犬から塩対応されている気がするよ、、好きな人にはどんな行動を見せてくれるんだろう??
今回は、犬はなぜ家族によって態度を変える?家族の中でも一番好きな人だけ見せる行動!について紹介するね!
犬と人間の絆は、言葉を超えた深いつながりであり、多くの飼い主さんたちはその愛犬との暮らしに日々の喜びを見出しています。
しかし、家族の一員である愛犬が家族に対して異なる態度を示すことがあります。
ほとんどの飼い主さんが「愛犬は人によって態度を変えていると思う」と答えるのではないでしょうか。
なぜ犬は家族によって態度を変え、中でも一番好きな人に対して特別な行動を見せるのでしょうか?
これには、さまざまな理由が絡んでいます。
そして、犬は家族の中で一番好きな「人」は誰なんだろうと考えたことはありませんか?
本記事では、なぜ我々の愛犬が家族の一員たちに対して異なる一面を見せるのか、家族の中でも一番好きな人だけ見せる行動について紹介してきます!
犬との特別な結びつきを深め、愛犬との日常をより豊かにする手がかりを見つけていきましょう!
⚫︎犬はなぜ家族によって態度を変える?
犬が人によって態度を変える原因はこれだ!
自分に対する信頼度をはかっているから
犬が人によって態度を変える理由は、自分に対する信頼度をはかっているからです。
犬好きの人でも、見知らぬ犬に対して触れ合う時には不安や恐怖を感じることがあります。
『威嚇されるのではないか』『噛みつかれるのではないか』と恐る恐る触れ合うことがあります。
しかし、自分に対する信頼度が低く、不安や恐怖を感じてる相手にはそっけない態度を見せます。
好きになってもらうためにやるべきことは、犬を信じる気持ちを強く持つっていうことです。
人の感情は犬にも伝わりますし、人が緊張すると犬も緊張します。
そして、恐怖心を持って触れると、犬も触れられることを怖いと感じます。
なので『噛まれるのではないか』という不安な時はまだ犬と触れ合うタイミングではありません。
人に対する好き嫌いがあるから
犬が人によって態度を変える理由は、人に対する好き嫌いがあるからです。
犬に好かれる人の特徴として、
- 犬は優しく穏やかで、物静かな態度で接してくれる人
- 犬は近づくまで待っててくれる人
- 挨拶で匂いを嗅がせてくれる人
などがあります。
逆に犬から嫌われる人の特徴として、
- 賑やかでせかせかと、騒がしい態度で接する人
- 自分の方から近づいてくる人
- 挨拶もせずに、いきなり触ろうとする人
となります。
このように犬にも、人に対する好き嫌いがあります。
犬への態度が原因になって『苦手な人』と認識されてしまいます。
犬から好きになってもらうために、やるべきことは『落ち着いた態度で接すること』『犬から近づいてくれるまで待つこと』『犬に触れる前に匂いを嗅がせてあげること』です。
このように、人間の気持ちを押し付けることなく、愛犬の都合を優先してあげる必要があります。
人に合わせているから
犬は人によって態度を変えるのは、その人に合わせているからです。
例えば、犬がわがままを言うと叱る人がいる一方で、同じ行動に対して甘やかす人もいます。
叱る人に対しては、犬は叱られることが嫌で、おりこうな態度を取るよう心がけます。
その一方で、叱らずに甘やかしてくれる人に対しては、指示には従いつつも甘えたりわがままをしたりと、柔軟に態度を変えることがあります。
叱られるような態度をあえて取ることはなく、むしろ愛情や理解を示す人に対しては、より親しみやすい一面を見せることがあります。
このように、犬は状況に応じて適切な態度を選んで、人との関係を築いているのです。
犬が喜ぶことをしない
犬から塩対応される人に共通することは、『犬が喜ぶことをしていない』ということです。
『お散歩に連れて行かない』『遊び相手になってくれない』『 撫でてくれない 』『一緒にいてくれない』『おやつをくれない』などです。
例えば、『朝早く家を出て夜遅く帰ってくるお父さんのことが一番好き!』という犬がいますよね。
ほとんど一緒にいる時間がないのに!なぜ?と思います。
ですが、朝5時のお散歩が日課なのです。
⚫︎家族の中でも一番好きな人だけ見せる行動
犬は一番好きな人だけ、こんな行動を見せるんだよ!
喧嘩した時に自分を守ってくれる
喧嘩した時に誰を守るか?ということです。
『僕の大切な人を傷つけた!やめて!』とその人を守りながら、他の家族を威嚇したり、噛もうとすることがあります。
犬は自分の体を前に出し、好きな人を脅威から遠ざけようとすることがあります。
これは、犬が守りたいという本能的な反応の一部です。
家族で喧嘩をしそうになったら『愛犬のため』ぐっと気持ちを抑えることも重要です。
体に触れてる時間が長い
犬は家の中に複数の人がいても、体をくっつけて一緒にくつろぐ人が決まっていたりします。
もしくは、人によってくっついている時間が長かったり、ちょっとした偏りが現れます。
犬は素直に『リラックスできる最適な場所』を選びがちなのです。
一番好きな人にくっついてる時間がどしても長くなります。
家族の誰かがそれを見て『ずるい!』と思って、無理やり引き離しても、多くの場合はすぐに戻ってしまうことがほとんどです。
無理やり動かす行為は犬からすると『この人は邪魔をしてくる』と思われてしまい、逆に距離を取られてしまいます。
特定の人がいなくなると体調を崩す
犬はどうしても、一番好きな人に依存をしてしまうということがよく起こります。
なので、家族の中で特定の人が数日、旅行などで不在の時に『元気がないな…』という場合は、その人のことが時に好きな可能性が高いです。
その人がいないことへの寂しさや、不安な気持ちがすごく大きいことになります。
この感情は、犬が家族の中で一番好きな人に対してより強く表れることがあります。
特定の人と一緒にいる時間が長いという『時間の偏り』はないでしょうか?
家族で飼っているのであれば『家族みんなで育てているんだ』という意識を持つことも重要です。
皆さんが同じぐらい愛犬と触れ合う時間を作っていただくことを大切にして下さい。
特定の人の服の上で寝る
家族の場合は、色んな人の服が部屋に散らばっているということのあると思います。
その中で、誰の服の上にいる時間が長いかというのも関係してきます。
これには『その人の匂いに包まれていたい』という意味があります。
いろんな匂いがある中で、その人の匂いを選ぶということは、その人に対して特別な感情を抱いていて、一番好きである可能性が高いです。
その人の香りや温もりに安心感を見いだし、その服にくるまって心地よさを感じています。
この習慣は、深い絆と信頼の表れと言えるでしょう。
時折、その人の服に包まれることで、愛犬は安らぎを見つけ、温かな眠りにつくのです。
一度、家族みんなの服を並べてみて、どこに行くのかを見てみるのも面白いかもしれません。
一番監視される
犬は大好きな人と、スキンシップを取れることが嬉しいです。
だからこそ、好きな人を『じーっと見て』様子を伺ったりして、近づいていけるタイミングを見つけています。
家族みんながいても、なぜかお母さんのことだけを見ているなどがあると思いますが、このような場合は『早くスキンシップを取りたいな〜』『早く構って欲しいな〜』という気持ちの現れです。
ですが、お子さんがいる場合は『子供』は何をするのかわからないという、警戒や不安の気持ちから監視することもあります。
犬は予測できない行動をすると警戒されてしまいます。
そのような人も『じーっと』観察される時間が長かったりします。
これは好きという気持ちより、何か自分に対して危ないことをしてこないかという心配の気持ちが強かったりします。
散歩中なんかも、お年寄りの近くはスーっと通るのに子供の横を通る時は警戒してキョロキョロする時もあります。
自分のお気に入りのものを持ってくる
犬は本質的に独占欲が強い生き物です。
そのため、気に入ったおもちゃや一度手に入れたものには、執着心を抱くことがよくあります。
犬たちは時折、自分の寝床や小屋にお気に入りのアイテムを隠したりします。
しかしながら、大切なおもちゃをあなたに持ってくることは、あなたを仲間として認識し、一緒に遊びたいという気持ちから生まれています。
『これで一緒に楽しもう!』と言わんばかりに、犬は喜んでお気に入りのアイテムを共有してくれるのです。
自分のお気に入りをプレゼントする行為は、愛情表現とも言えます。
それはあなたとの絆を深め、一緒に過ごす時間や感情を共有したいという犬なりの姿勢がにじみ出ています。
尻尾を振ってお出迎えしてくれる
犬はやはり、好きな人が帰ってくるのを待ちきれないです。
例えば、玄関の前まで行ったりして、尻尾を振ってお出迎えしてくれるなんていうこともあるかと思います。
そして、家族の足音が誰なのかも理解しています。
なので、遠くからの足音でも誰が帰ってきたのかがわかったりします。
一説によると、車の音でも誰が来たのかが判断できるとも言われています。
犬は他の家族が気づく前から、何かの異変に気づいて動いたり、吠えたりすることもあるかと思います。
これは、犬が持つ凄さの理由でもあります。
耳を倒してしっぽをふる
犬が耳を垂れる、愛らしい仕草は、通称『ヒコーキ耳』といわれています。
その瞬間、立派な立ち耳が横にペターっと崩れ落ち、その表情からは喜びや甘えたい気持ちが滲み出ています。
この可愛らしい変化は、『嬉しい』『甘えたい』『喜び』『敵意はない』といった穏やかな感情を象徴しています。
特に、通常は誇り高い姿勢を保つ立ち耳の犬が、ヒコーキ耳に変わる瞬間は印象的です。
その耳の変化だけでなく、尻尾も大きく振る姿勢が共に現れます。
左右に大きく振る犬や、尻尾が円を描くように回る犬、さまざまなリズミカルな動きが存在しますが、どれも共通して伝わるのは、目の前の相手への深い信頼と大きな愛情です。
尾を振る仕草は、まるで言葉を超えた愛の表現。
その動きは、喜びと幸福が心から溢れ出ていることを物語っています。
ヒコーキ耳と尾の振りの組み合わせは、まさに犬の純粋な喜びと、人間との絆を象徴しています。
この瞬間に触れたとき、心が温かなぬくもりに包まれることでしょう。
⚫︎まとめ
今回は、犬はなぜ家族によって態度を変える?家族の中でも一番好きな人だけ見せる行動について紹介しました!
犬が人によって態度を変えない犬はいないと思います。
犬も人との付き合い方をよく分かっているからです。
そして、皆さんは家族の中でも一番好きな人だけ見せる行動に何個当てはまりましたか?
犬好きにとっては、犬に好かれることは、何より嬉しいでしょう。
しかし、犬に好かれたいのなら、人間の気持ちを押し付けることなく、愛犬の都合を優先してあげる必要があります。
この特別な結びつきを深めるために、日々の積み重ねが重要であることを理解し、愛犬との触れ合いや共有した瞬間に意識を傾けることが重要です。
家族全体で愛犬とのコミュニケーションを大切にし、愛犬との絆をより一層深めていくことで、生活はより豊かで満ち足りたものとなるでしょう!