部屋がどうしても片づけられないんだよ、、汚すぎてどうしよう、、
部屋の状態は心の状態を表していると言われているよね!もしかすると、精神状態に問題がある可能性もあるよ!!
そうなんだ!?片付けられない人の心理や精神状態はどうなっているんだろう
今回は、片付けられない人の心理と特徴!ゴミ屋敷になる精神状態とは?病気?治す方法!について解説していくね!
忙しさや面倒くささから、片付けの手を抜いてしまい、気づいたら部屋が汚くなっていた…
という経験はありませんか?
中には、物を整理し、片付けることが難しいと感じる人もいます。
『なんだか最近部屋が汚い』『片付けがうまくいかない』と悩んでいませんでしょうか。
部屋の状態は心の状態を表していると言われています。
この状態は、一見すると単なる怠惰によるものと思われがちですが、その背後には複雑な心理や精神状態が存在します。
本記事では、片付けられない人の心理や特徴、そしてその結果として生じるゴミ屋敷になる精神状態について解説していきます。
さらに、すっきりとした空間と心を取り戻すための具体的なステップをご紹介します。
片付けられない状態に苦しむ人々が、より健康的で快適な生活を手に入れるための一助となることを願っています。ぜひご一読ください!
⚫︎片付けられない・ゴミ屋敷になる人の心理と特徴
まずは、片づけられない人の心理について知っておこう!!
片付けないことで感情・感覚を『無意識に抑圧』している
物があった方が、その物に気を取られます。
雑然としていることによって、自分の感じたくない不安や感情、怒り、ストレス、そういうことに触れなくて済む、と感じてしまっています。
片付けるメリットとして、思考がクリアになるということがあります。
また、物が少なければ判断する回数減るので、より柔軟に考えて決断することができることもあります。
会社であった悲しみや、不安、ストレスといったことが、部屋が汚いくて物に溢れていた方が感じなくなるのです。
それを避けたいために、無意識レベルでは雑然とした状態を望んでいるのです。
人によっては、思考がスッキリしてしまった方が困ることが起きることがあります。
普段抑圧していることが、部屋を綺麗にすることで湧いてきてしまうのです。
だったら、部屋が汚くて、物に溢れている方が『部屋を綺麗にしないとな〜』と思考が物に気を取られて、逆に自分を保っているという心理状態なのです。
これは、実は片付けられない人に共通する心理的な問題であります。
なので、仮に誰かが部屋を綺麗に片付けて、掃除してもらったとしても、必ずまた自分で周囲を散らかして汚してしまいます。
なぜかというと、その方が自分は安心するからです。
思考がクリアになれない、雑然とした部屋にいる方が、かえって自分が守られている感じするのです。
完璧にしようとするからできない
完璧主義者ほど実は、片づけができないことがあります。
やるのだったら完璧にやりたい人なので、『片づけるには、あれも、これもやらなきゃいけない!』といった具合に頭の中で片づけの作業量がどんどんと増えていきます。
なので、始めるのにかなりのエネルギーが必要です。
そして、『そんなのいますぐやるのは無理だ!』という感じになってしまい、結果やらないということになります。
完璧主義の人は完璧を求めすぎるがあまり、色々と考えすぎて、結局いつまでも行動を起こさないところがあります。
完璧主義をやめたい!めんどくさいししんどい生き方!特徴とデメリット!治し方 | NEO BLOG なんでも完璧にしないと気が済まない性格がしんどくなってきたよ、、 完璧主義の生き方は、とてもしんどいし良いことがないよ! そうだよね、、どうすれば完璧主義を改善す…
完璧主義については、こちらの記事に詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
収集癖があって買い物が好き
ネットショッピングの便利さは今や私たちの生活の一部となっています。
しかし、その利便性が消費行動に影響を与えていることも事実です。
必要なものを買うこと自体は問題ありませんが、商品を購入することが目的化してしまうと、注意が必要です。
コレクションを楽しむこと自体は素晴らしいですが、物を集めることに異常な執着を示すことは『溜め込み症』と呼ばれる状態に近いかもしれません。
大切に整理し、展示することは良いですが、無用なものや他人から見ればゴミとしか思えないものを集めるのは考えものです。
『もったいない』気持ちから捨てられない
日本が誇る美徳の一つとして挙げられるのが、『もったいない精神』です。
しかし、この美徳が度を超えてしまい、明らかに不要なものや、使い切れない量のものまでを保持してしまうことがあります。
『いつか使うかもしれない』『もらったものだから』という理由で、物を手放すことに躊躇します。
このような心理状態は、過去の経験や環境が影響しています。
⚫︎片づけられない原因
続いて、片付けられない原因について解説していくね!
管理できない
片付けられない人の多くは、自分の持ち物を把握できていません。
無計画に買い物をして余分な物や不要な物を増やしてしまう傾向があります。
よくあるのは、賞味期限の切れた食品や調味料が溜まっていたり、前に買ったのを忘れて同じ物をまた買ってきてしまうなどです。
このように、自分の持ち物を上手く管理できないことが、片付けられない原因の一つとして考えられます。
時間がない
単純に忙しくて、時間に余裕が無いことが片付けられない原因の場合もあります。
片付けの時間が取れないというのは、物理的に時間が足りないということだけではありません。
仕事や人間関係のストレスや心身の疲労が溜まっていることで、活動性が低下していることも、大きく影響していると考えられます。
自己理解ができていない
片付けられない人は、自分にとって必要な物が何なのかが、分かっていない傾向があります。
片付けが上手な人は、捨てる捨てないの判断が早いです。
それは、自分が感じていることや考えていることが、自分でしっかり分かっていて、目標やゴールが明確になっているからです。
自己理解ができていないため、取捨選択が上手くいかないことも、片付けられない原因の一つとして考えられます。
疲れている
『物の乱れは、心の乱れ』と言われるように、片付けられない人は、肉体的にも精神的にもストレスが溜まっていて疲れている状態だと言えます。
先ほどの、時間がないのところでもお伝えしたように、片付けたいと思っていても疲れているために活動性が低下して、気力が湧かないのです。
それが原因で、片付けられない可能性があります。
過度の疲れやストレスが溜まると、自律神経のバランスも崩れて、無気力状態になってしまいます。
そのままケアせずに放っておくとセルフ・ネグレクトに発展してしまう可能性もあるので注意が必要です。
病気が原因!?
発達障害やうつ病、自律神経失調症や認知症など、病気が原因で片付けられない場合もあります。
例えば、発達障害の場合は、集中したり、段取り通りに作業することが苦手なために、片付けが上手くいかない可能性があります。
うつ病は、頭が上手く回らなかったり、無気力や倦怠感などで日常生活が困難になることも少なくありません。
自律神経失調症も、一時的に判断能力が低下して、片付けられないという状況に陥ってしまうこともあります。
そして、認知症は、認知機能が低下するために、物の区別がつかなくなって、片付けられなくなることがあります。
⚫︎『片付けられない』を治す方法
すっきりとした空間と心を取り戻すための具体的なステップを紹介するね!これを実践していこう!!
抑圧している感情・感覚と向き合う
解決策としては、ゴミの中、片付けられない部屋に埋もれて、感じていないようにしていた不安や感情、怒り、ストレスと向き合っていくことです。
これができれば、わざわざ部屋を汚すことをしなくて済むので、結果的に部屋を綺麗にすることができます。
汚い方が、守られている感覚があり、片付けないことで感情・感覚を『無意識に抑圧』しています。
なので、『片付けたくない』と思っている時こそ、感じたくない、触れたくない何かがあるのかもしれません。
それが何なのかを考えて、向き合ってみて下さい。
一時的に、綺麗にしても問題の根本解決にはならないことがある場合は、そこを自覚することも解決の第一歩となります。
つまり、片付けることが全ての解決策だと思っているかもしれませんが、実際にはそうではありません。
その自覚ができるようになってくると、そこで初めて解決ができます。
自分の中で、『片付けないことで何か良いことがあるのか?』『片付けてしまったら何か困ることがあるのか?』そんな風にして、一度考えてみて下さい。
片付けられる人になる方法
片付けられる人になる方法について、3つのステップでお伝えします。
ここまで、お伝えしたことを参考に、自分が片付けられない原因は何なのかを見つめてみて下さい。
管理できないことが原因であれば、自分の持ち物を一度、リストアップしてみるなど、管理しやすい対策を具体的に取ることで、解決することができます。
時間がない、忙しい、疲れているなどのために、活動性が低下していることが原因であれば、まずはしっかりと休養をとって、気力を回復させることから始めてみて下さい。
また、どう考えても時間が足りない場合や、病気が原因の場合、性格的に整理整頓が苦手で難しい場合などは、外部のプロにお願いするのも一つの手段となります。
物がスッキリ整理されて、片付いている部屋で過ごすと、お伝えした通り、思考もスッキリして心が安定しやすくなります。
ここまで、片付けられない人の心理や原因について解説していきましたが、『片づけられない原因が自分ではっきりしない』『何が問題なのかよく分からない』という人は、この機会に自分の心の内側に、じっくりと向き合ってみることをおすすめします。
自分の心の奥にある本当の気持ちに気付いて、そこを解消しない限り、根本的な解決はできません。
一日一捨とは、1日に1つ以上、物を捨てるという整理整頓の方法の一つです。
片付けられない人は、この一日一捨を実行してみて下さい。
一日一捨は、毎日1つ以上、物を捨てるというルールなので、時間も労力もかからずに習慣化しやすいのがおすすめのポイントです。
何かの行動とセットにすると、より習慣化しやすくなります。
例えば、朝起きたタイミングで何か一つ捨てるでもいいですし、仕事から帰ったタイミングで何か一つ捨てる、夜ベッドに入る前に何か一つ捨てるなど、すでに毎日決まった行動をとっていることにセットにすることで、忘れることなく習慣化しやすくなります。
また、楽しみながら取り組めるように、捨てた物を記録してくのも良いかもしれません。
そのリストを後で見返すことで、達成感を感じられたり、自分の行動が視覚化されるので、モチベーションに繋がることができます。
一日一捨を記録できるアプリもあるので、よかったら活用してみて下さい!
そして、物だけではなく、使っていないスマホのアプリや連絡を取っていない人の連絡先や、自分を消耗させられてしまう人間関係なども、捨てるものの中に入ってくると思います。
縁を切るべき・関わってはいけない人の特徴については、こちらの記事を参考にしてみて下さい!
一日一捨を習慣にすることで、気持ちがスッキリして活動意欲が上がる効果も期待できます。
それによって、仕事の仕方や人との付き合い方など、人生の取捨選択も自信を持ってできてくるようになります。
⚫︎まとめ
片付けられない人やゴミ屋敷に陥る人々の心理や特徴、そしてその精神状態について、この記事で様々な側面を探ってきました。
汚部屋になってしまう原因は、忙しさや片付けをする時間がないといったことだけではなく、メンタルの乱れや精神的な問題が原因となる場合があります。
片付けられない原因が、どれに当たるのか自分の心と向き合っていくことが、根本的な解決の第一歩となります。
今回ご紹介した、すっきりとした空間と心を取り戻すための具体的なステップ、これを実践していきましょう!
汚部屋は一気に片付けようとせずに、まずは身の回りにあるものや、部屋の一部分から片付けを始めるのがおすすめです。
物が多いと部屋は散らかっているように見えてしまうので、まずは不要なものを捨てるから始めてみてはいかがでしょうか。