愛犬が高齢になってきて、あとどれくらい一緒にいれるんだろう、、
そうなんだね!1日でも長く、最期の時間を大切に過ごしたいよね、、
犬は死ぬ前にどんな行動を見せるんだろう?ちゃんと知っておきたいな!
今回は最期が近づいた犬が死ぬ前に見せる行動〜お別れの挨拶とありがとうの感謝〜について紹介するね!
愛犬は家族であり、特別な存在です。喜びを分かち合い、悲しみや苦難の時には支えてくれます。
しかし、時が経ち、犬も寿命も限られています。
飼い主さんとして、犬の死の前兆やお別れのサインを知っておくことは大切です。
ここでは、犬が最期が近づいた時に見せる行動をお伝えします。
1日でも長く一緒に過ごせるように、知っておきましょう。
最期に飼い主さんとしてできることも解説していきます。
また、最期の時が近づくと、特別な行動を示すこともあります。
それは、言葉では言い表せない感謝と愛情です。しっかりと受け取ってあげて欲しいです。
大切な事なので、是非一度ご一読ください。
⚫︎犬の平均寿命について
犬の平均寿命は14.6歳なんだよ!
出典 https://daiwa-gum.jp/blogs/d_blog/doglifeforever
株式会社ダイワより
2021年の一般社団法人ペットフード協会による全国犬猫飼育実態調査によれば、日本における犬の平均寿命は14.65歳と報告されました。
獣医学の進歩や飼い主の知識向上などにより、犬の平均寿命は年々わずかながら伸び続けています。
2010年から比べると、その平均寿命は0.78歳も延びています。
犬種ごとに平均寿命に違いがあり、超小型犬では15.30歳、小型犬では14.05歳、そして中型犬や大型犬では13.52歳となっています。
⚫︎最期が近づいた犬が死ぬ前に見せる行動
最期が近づいた犬が死ぬ前に見せる行動について紹介するね!
寝ている時間が増える
年を老いてくると体力の消耗に伴って睡眠時間が多くなります。
体が休息を求めるため、通常よりも長時間眠ることがあります。
また、犬が最期に向かっている時、精神状態も変化することがあります。
ストレスや不安、痛みなどが彼らを影響し、それが睡眠時間の増加につながることがあります。
特徴としては徐々に睡眠時間が長くなるという点です。いきなり長くなる時は何かの病気や体調不良であることが多いです。
寝る時間が増えると、運動器疾患が悪化してしまったり、骨や筋肉の衰退を促進させてしまいます。
体温が下がる
犬の体温は通常38〜39度と人間よりも少し高い体温を維持しています。
しかし年老いてくると、どんどん体温が下がってきます。
これは体の機能が徐々に衰えてきている証拠になります。
免疫機能の低下や身体機能の衰えが、体温の調節を難しくし、結果的に体温が低下することがあります。
また、犬が最期に向けて、身体的な活動量が減少していきます。
これが体力の低下や代謝の減少につながり、結果的に体温が下がる原因となります。
布団や、飼い主さんの匂いがついた服で温めてあげましょう。また、体温が下がると犬自身恐怖でいっぱいになります。
排泄をコントロールできなくなる
犬は体があまりにも衰退すると筋肉のコントロールができないことが理由で排泄に関して垂れ流しのような状況になります。
腸や水の吸収などの機能も変化し、下痢の回数も増加します。
また、病気や老化によって、犬の身体機能が低下することがあります。
尿道や膀胱の筋肉が弱くなり、排泄を十分にコントロールすることが難しくなることがあります。
体に排泄物がついた状態が長く続くと皮膚炎など病気につながってしまうことに加え、犬自身も不快感を感じ、ストレスを抱えてしまいます。
こまめに体を拭いて清潔を保ってあげましょう。
水を飲まなくなる
犬は体が弱ってくるとご飯を食べなくなります。
それと同時に水も飲まなくなってしまいます。これはご飯を食べなくなること、運動量が減ること、代謝の衰えなどが影響するためです。
そのため、運動量を維持してあげるだけでなく、犬用のゼリーやウェットフードなどを活用し、水分を摂らせてあげましょう。
愛犬が拒むようであれば、無理に水を飲ませる必要はありませんが、口内が渇いているように見える場合は、シリンジや水を含ませたスポンジなどを使って口内を潤してあげて下さい。
目が開かなくなる
犬は老いてくると段々と目に力が入らなくなってきます。
身体の機能が徐々に停止していく過程で、目の筋肉や神経の働きが低下し、目が開かない状態になることがあります。
また、免疫力も落ちてくるため様々な病気が原因で目が全く開かないこともあります。
病気の場合は病院に連れて行き、すぐさま診てもらう必要がありますが、
老いが原因の場合は愛犬から見えやすい場所にいて、愛犬自身が飼い主さんの存在を感じ安心できるように心がけましょう。
痙攣する
犬が頻繁に痙攣するというのは亡くなる前によく見らる行動になります。
痙攣は、犬が痛みや不快感を感じている場合にも発生することがあります。これは、身体の異常な反応や不調を表すサインとして現れることがあります。
また、神経系や筋肉の制御が乱れ、痙攣が発生することがあります。
この場合、痙攣している時は犬自身ほとんど意識がない状態なので、飼い主さんが呼び掛けれも反応がないことが多いです。
衰退している犬は飼い主さんが触ると過剰に反応しやすいので怪我につながることがあるためです。
呼吸が不規則になる
犬は亡くなる直前に呼吸が不規則になる傾向が強いです。
深くて早いテンポの呼吸や浅い呼吸など多くの飼い主さんが『苦しそう』と感じるような呼吸を見せ、今まで見たことのない状況に焦ることでしょう。
また、浅く早い呼吸を見せた場合は実際にが呼吸自体が上手くできていないです。
浅い呼吸からだんだん深い呼吸に変わり、その後無呼吸となる異常な呼吸サイクルを繰り返すことがあります。
これをチェーンストークス呼吸といいます。
この症状が見られると余命はあと数時間から数分となることが多くなるそうです。
焦らずに近くで寄り添ってあげましょう。
元気な姿を見せてくれる
愛犬からのお別れの挨拶と感じられる行動の一つに、鳴いたり、甘えたり、遊んだり、突然元気な姿を見せてくれることが挙げられます。
例えば亡くなる間際、家族がそろっているとき、みんなを呼び出すかのように鳴いてから旅立ったというケースや、
元気が無くて、体力も残っていないのに、飼い主さんと遊んだり、甘えたりという行動をします。
これはもうすぐ旅立つことを悟り、最後に今まで通りの元気な姿を見せてくれています。
朝はずいぶん体調が悪そうにしていたので覚悟していたが、家族が全員揃う夜まで頑張ってくれて、家族全員が揃ったことを確認してから一声吠えて亡くなった、なんて話もあります。
今まで育ててくれて、ありがとう!と幸せだった!ということを伝えているのでしょう。
しっかりと受け取ってあげて下さい!
⚫︎最期に飼い主としてできること
最期に飼い主さんとして何をしてあげれるのでしょうか?
愛犬が病気になった際、飼い主としては最善の治療を希望するのが自然ですが、犬の状態や年齢に応じて、積極的な治療が負担となることも考慮すべきです。
ターミナルケアや緩和ケアなど、痛みを和らげる治療方法もあります。
獣医師との綿密な相談を重ね、病気の進行状況や犬の状態を踏まえた上で、最良の選択をしましょう。
時には、痛みが取れない、苦しみが増すような状況に直面した際、安楽死を選択する飼い主さんもいます。
できる限り、側にいてあげることが重要です。
特別な行動をする必要はありません。声をかけたり、やさしく触れたりするだけでも、愛犬は安心感を感じるでしょう。
⚫︎まとめ
愛犬が最期に近づくと、異なる行動を見せることがあります。
その中には、飼い主へのお別れや感謝の気持ちを表すような行動も含まれています。
愛情や感謝の表れであり、大切なメッセージを伝えようとしているのかもしれません。
飼い主さんが愛犬に寄り添い、そばで穏やかな時間を過ごすことが大切です。
愛犬は特別なお別れや感謝の気持ちを持っているかもしれませんが、その穏やかな最期を一緒に過ごすことができる幸せを飼い主さんと共有できるでしょう。
愛犬との別れは辛いものですが、愛情と感謝を受け止め、最期まで愛情と理解を持って接してあげることが大切です。
残してくれた思い出と共に、愛情に満ちた最期を迎えることができるでしょう。
愛犬との時間はかけがえのないものですが、その愛情はいつまでも心の中に残ります。