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猫に早朝起こされて困っている時に試す対策!しつこくて寝不足!起こす心理とは

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たかし

最近、毎日愛猫に朝早く起こされて寝不足だよ、、

ねお

可愛いけど毎日ってなると、ちょっとしんどいよね、、

たかし

そうなんだよ!でも、何で猫は朝飼い主を起こしにくるんだろう?
何か良い対策はないかな?

ねお

今回は、猫に早朝起こされて困っている時に試す対策!しつこくて寝不足!起こす心理とは?について紹介するね!

早朝、まだ朝が明けきらない時間にもかかわらず起こしに来る愛猫。

ニャーニャー鳴いたり、上に乗ってきたり、果てはがぶりと噛んだりと、、猫飼い主さんなら一度は経験したことがあるでしょう。

しかし、その愛らしい猫の起こし方がしつこくなり、それが毎日続くと、寝不足に悩まされることもあります。

では、なぜ猫は早朝に飼い主を起こすのでしょうか?

この記事では、早朝猫の起こしに悩む飼い主さんのために、その心理を解説し、効果的な対策を紹介します。

快適な夜を過ごし、猫との暮らしをより良いものにするためのヒントが満載です。

さあ、一緒に良質な睡眠を手に入れましょう!

目次

⚫︎愛猫に朝起こされた経験はある?

ねお

なんと約9割の飼い主さんが愛猫に朝起こされた経験があるんだ!

出典 https://cat.benesse.ne.jp/withcat/content/?id=140938

ねこのきもちWEB MAGAZINEより

ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん248名「愛猫に朝起こされた経験はあるか」どうかアンケート調査を実施しました。

結果を見てみると、なんと飼い主さんの約9割が該当する結果になりました。

このように、朝起こされることに悩んでいる飼い主さんはとても多いのです。

そのまま起こされることに我慢していると、寝不足やストレスが溜まってしまいます。

ねお

そうならない為にも、なぜ猫が飼い主さんを朝早く起こすのか?その心理について解説していくね!

⚫︎猫が飼い主さんを朝早く起こす心理

ねお

まずは、猫が飼い主さんを朝早く起こす心理について知っておこう!

猫が薄明薄暮性だから

1つ目は、猫の習性が関係しています。

猫は薄明薄暮性の動物で、明け方と夕暮れの時間帯に行動が活発になります。

薄暗い時間帯は獲物であった小動物や小鳥の動きが鈍くなるので、捕まえやすかった為、現在の猫でもその習性が残っているのです。

その為、野生時代からの習性として、人がまだ寝ている朝早くに、遊びたくなったり、お腹が空いて活動し始める子が多いと考えられます。

よく夜行性と間違いやすいのですが、夜行性の場合は一晩中活動して、暗闇を利用して狩りを行います。

代表的な動物だとフクロウが上げられます。

猫のような、薄明薄暮性の動物は弱々しい日光と暗闇を巧みに利用して気配を消します。

そして、視覚や聴覚などを有利に使い、獲物をより狩りやすくするというメリットと、物がギリギリ見えるだけの光はありながら、十分に暗くもあるので捕食される危険性が低くなる為、野生下では天敵に見つかりにくいことがあります。

猫の学習記憶から

2つ目の理由は、猫の学習記憶にあります。

猫はこうすると、いいことがあったと学習した場合、その行動を繰り返す特徴があります。

過去にお腹が空いた、退屈だという時に、飼い主さんを起こしたらご飯がもらえた、遊んでもらえたということを覚えてしまい、朝に飼い主さんを起こしに来るようになるワケです。

朝早く起こすことが成功すると、猫はその行動を覚えて、続けて行う可能性が高まります。

猫の体内時計の正確さ

3つ目の理由は、猫の体内時計の正確さにあります。

毎朝決まった時間に猫は飼い主さんを起こしにきますよね?

なぜ、これほど猫は決まった時間に起こしに来るのかというと、体内時計が人よりも正確だからです。

これには理由があり、猫は肉食動物のため、野生時代に狩りを行うには狩猟対象の動物が活動的である時間帯に合わせる必要があります。

その為、正確な体内時計を持つことが狩りの成功につがった、という経緯を持っています。

また、猫が肉食動物であることも体内時計の正確さに繋がっているのではないかとも言われています。

肉にはタンパク質が含まれています。

タンパク質を摂取するとIGF-1というホルモンが分泌され、それが体内時間を調節します。

そして、猫がいつも行っている日向ぼっこは太陽の高さや方向を無意識にキャッチし、季節や時間を体感して体内時計のずれを調節しているのです。

老猫で昼夜の区別がつかない

猫が老齢になり、認知症の症状が現れると、昼夜の区別が難しくなりがちです。

認知症の猫は、正常な睡眠サイクルを維持するのが難しくなることがあります。

この状態では、朝方になると大きな声で鳴くことがあります。

これは、老齢や認知症に伴う不安や混乱が影響している可能性があります。

また、シニア猫は体が動かしづらくなったり、体調が優れなくなり不安を感じることが多くなります。

こちらの夜泣きをしてしまう理由と対策方法についての記事も参考にしてみて下さい!

⚫︎猫に早朝起こされて困っている時に試す対策!

ねお

朝起こされて悩んでいる飼い主さんは、この対策を実践していこう!

食事の催促の対策

夜間を過ごして夕飯の消化が進んだ上に、朝方は猫が活発になる時間なので、猫はお腹が空いたと感じる時間帯です。

朝にご飯の最速をされない為に、夜ご飯の時間を遅くしましょう!

例えば、今までは19時に夜ご飯をあげていたとすれば、午前2時にはお腹が空いてくる可能性があります。

従って、19時〜22時に帰るなどすれば、夜から早朝にかけての時間にお腹が空いてしまう可能性を低くすることができます。

その時は夜ご飯を1度にあげるのではなく、2回に分けて、2回目は寝る前にあげるようにすると良いです。

1回目は19時、2回目は22時といった感じで、ご飯を2回に分けます。

ただし急激な変更はストレスを引き起こす可能性がある為、ゆっくりと変更していくことが重要です。

ご飯を2回に分けても、朝起こしに来る猫の場合は自動給餌器を使って、猫が目を覚ましてしまう時間帯に朝ご飯をセットしておく方法もあります。

猫にとっては、飼い主さんを起こさずとも、空腹を満たすことができます。

汚れたトイレを嫌がって起こしにくる対策

まずは、トイレは複数個用意することをおすすめします。

トイレの数は猫の数プラス1が理想的とされています。

猫によっては、おしっこのトイレ、うんちのトイレといった感じで使い分ける子もいます。

特にうんちが片付けられていないのを嫌がる子は多いです。

特に綺麗好きな猫の場合は、トイレの数を猫の数プラス2くらいにしてもいいかもしれません。

また、寝る前に猫のトイレチェックを行い、汚れていたら掃除してから寝るようにすると、朝早くトイレで起こされることも減っていきます。

遊んで欲しいと起こしにくる対策

朝早くに遊んで欲しいと起こしに来る猫の場合、飼い主さんが日中は不在で、猫は寝て過ごしている子が多く体力を消耗していないので体力があり余っています。

朝方のテンションが高い時間帯によって、飼い主さんと遊びたがる結果となっています。

まずは、猫との遊ぶ時間をしっかり決めて遊んであげることが必要です。

猫の体力や年齢、猫種にもよりますが、最低でも、1回10分1日2回以上遊んであげるようにしましょう!

どうしても忙しい場合は、1回5分でも構いません。

その分、小刻みに何回かに分けて遊んであげると良いでしょう。

猫種や年齢にもよりますが、1日でトータルで15分〜25分くらいを目安にしてみて下さい。

また、また猫はルーチンワークをとても好み、生活のリズムが崩れたり環境が変わったりするのを嫌います。

ご飯の時間と同じように遊ぶ時間も決めておくのがおすすめです。

そして、猫は飽きっぽいのでおもちゃにバリエーションを持たせてあげましょう。

毎日の遊び時間をしっかり作ることで飼い主さんをお越しに来たり、走り回ったりという行動の対策となります。

猫の生活リズムを作ってあげる

猫はとてもマイペースで自由奔放な動物ですが、人間と一緒に暮らしているうちに自然と人間と同じようなリズムで生活ができるようになります。

なぜなら、家で飼われている猫は毎日ご飯をきちんと貰うことができるので、野生の猫のように狩をする必要がありません。そのため夜に狩猟をする必要もないため、人間と一緒に眠ることができます。

言い方を変えれば、猫に人間の生活リズムを無理に押し付けているという捉え方もありますが、1日のほとんどを寝て過ごしている猫にとっては、生活リズムが少ずれたりしてもほとんど影響は出ません。

それよりも、猫の生活リズムを優先させてしまい、飼い主さんとの生活リズムの違いから、すれ違いの生活になってしまい、コミュニケーションや猫との触れ合いの時間が減ってしまう方がよほど猫にとってはストレスになります。

まずは、飼い主さんが食事の時間、遊ぶ時間、寝る時間をしっかり決めて毎日行います。

初めは、猫とのずれが生じますが、猫の体内時計が徐々に飼い主さんと同じ生活のリズムに合わせていくようになります。

猫が早起きしなくてよい環境を作り、飼い主さんと猫が快適に生活できるサイクルを振り返すことで猫にゆっくりと寝ることを習慣化してもらいましょう!

寝床にこだわってあげる

猫は一般的によく寝る動物ですので、快適に休息できる寝床を選ぶことは非常に重要です。

少しの刺激でもすぐに目が覚めてしまうため、光や匂いなどの刺激が少なく、静かで安心感のある場所を選ぶことが大切です。

猫は薄暗くて狭い場所を好む傾向がありますので、ハンモック型やドーム型のベッドを設置すると、猫が安心して眠りにつくことができるでしょう。

また、猫は気まぐれで季節によって寝床を変えることがあります。

選んだ寝床にストレスを感じさせる要因があれば、それを取り除いてあげると猫がリラックスしてくつろげる環境が整います。

そして、部屋の温度も考慮してあげましょう。夏は28℃前後、冬は24℃前後が猫にとって適切な温度とされています。

猫の中には寒さに敏感な個体もいるため、保温性の高い素材を使ったベッドや湯たんぽなどの暖房グッズを利用すると、より快適に眠れるでしょう。

猫に構いすぎない

猫が可愛いからと言って、飼い主さんがすべての要望に応えることは、してはいけません。

一度、飼い主さんを起こした時にご飯やおやつをもらえた!と学習してその行動を繰り返してしまいます。

特に夜寝ている時間は、飼い主さんの休息が必要ですので、猫が構ってきても無視するように心がけましょう。

飼い主さんが無反応だと、猫も徐々に構ってもらえない状況に慣れ、夜間の騒動が減少する可能性があります。

要求が通ると認識した猫は、要求が通らないとより過激なアピールをする可能性があり、これが続くと分離不安症を引き起こすリスクも考えられます。

 動物病院を受診する

猫が深夜や朝に騒がしくする場合、その行動には健康問題が絡んでいる可能性があります。

特に高齢の猫では、認知症や甲状腺関連の疾患が引き金となることがあります。

夜間の異常な行動は、これらの病気の兆候かもしれません。

獣医師の診察を受けることは重要であり、猫の健康状態を確認する一番の手段です。

動物病院での診察を検討し、病気や異常がないか専門家による診断を受けることで、問題の解決策を見つける手助けとなります。

正確な診断を得ることで、猫が快適で健康的な生活を送れるようにサポートできるでしょう。

⚫︎まとめ

猫が飼い主さんを起こしに来るといった行動をするのは、信頼関係が築かれており、飼い主さんを慕ってくれている証拠となります。

ですが、毎日のように早く起こされてしまうのであれば、寝不足になってしまいますし、そのような状態が長く続けば、さすがに困ってしまいます。

まずはなぜ猫が朝早くに起こしてくるのか、という猫の心理を知り、その心理に合った対策をすることがとても重要です。

今回ご紹介した、対策を参考に実践してみて下さい!

猫が安心して過ごせる環境を提供することで、起こされる行為が減少し、共に幸せな時間を過ごせることでしょう。

猫との生活は愛情と工夫の積み重ねです。これらの対策を試して、快適な朝を迎えましょう!

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