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音楽フェスって何が楽しい?知らないアーティストばかり。いやいや、それが良さ。

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僕はフェスが好きだ。

フジロックにも行く。サマソニにも行く。RUSH BALLにも行く。大きいフェスも行くし、面白そうだと思えばいろいろ行く。

フェスの話をすると、たまにこういうことを言われる。

「知らないアーティストばっかりじゃない?」

確かに。

出演者が発表されて、ずらっと並んだ名前を見る。その中に自分が普段から聴いているアーティストが何十組もいるかというと、そんなことはない。

名前だけ知っている人もいる。一曲だけ知っている人もいる。名前すら知らない人だって普通にいる。

でも僕は思う。

いやいや、それがいい。

全部知っている必要なんてない。

むしろ知らないアーティストがいるから、フェスは面白い。

そして、そもそも僕は「このアーティストが出るから」という理由だけでフェスに行っているわけでもない。

もちろん好きなアーティストが出れば嬉しい。絶対見たい人がいれば、その時間は空ける。

でも極端な話、出演者を見ながら「まあ、誰でもいいか」と思うこともある。

適当に音楽を聴いているという意味ではない。

僕はアーティストを見に行くだけじゃなく、フェスに行きたいのだ。

じゃあ、フェスの何がそんなに楽しいのか。

改めて考えてみた。

目次

知らないアーティストばかり?いやいや、それがいい

フェスへ行く前、僕も大体予定を組む。

タイムテーブルを開いて、「これを見て、次はこっち」「ここで飯を食べよう」「この時間なら移動できる」と考える。

何も考えずに会場へ行くわけではない。

むしろタイムテーブルを見ながら予定を組んでいる時間から、すでにちょっと楽しい。

ところが当日になると、その予定が普通に崩れる。

次に見たいアーティストのステージへ向かって歩いている。

その途中で、別のステージから音が聞こえてくる。

知らないアーティストだ。

名前も知らない。曲も知らない。

本来なら、そのまま通り過ぎるはずだった。

でも、ふと足が止まる。

「ん?」

なんかいい。

少しだけ聴いてみる。

一曲だけ。

そのつもりだったのに、次の曲も聴く。

「これもええな」

気づけば、さっきまで一度も名前を聞いたことがなかったアーティストのライブを普通に楽しんでいる。

次の予定が迫ってくる。

行かないと。

でも、もう一曲聴きたい。

お前のせいで予定狂ったやないか。

そんなことがある。

僕はこれがフェスのめちゃくちゃ好きなところだ。

実際、そうやってフェスでたまたま聴いて、今では大好きになったバンドがたくさんある。

最初から「このバンドを好きになろう」と思って聴いたわけじゃない。

SNSで話題になっていたからでもない。

おすすめされたからでもない。

ただ、そこを歩いていた。

音が聞こえた。

足が止まった。

それだけだ。

それが何年も聴く音楽との出会いになったりする。

考えてみると、かなり面白い。

普通は、アーティストを知って、曲を聴いて、好きになって、それからライブへ行く。

フェスでは順番が逆になることがある。

ライブを見る。

気になる。

名前を知る。

帰ってから曲を聴く。

そして好きになる。

好きになる前に、出会えるのだ。

フェスでは「知らなかった好き」を見つけられる

僕らは、自分が何を好きなのか、ある程度分かっているつもりでいる。

こういう音楽が好き。

こういう声が好き。

こういうバンドが好き。

だから普段も、自分が好きそうなものを選んで聴く。

それは当然だと思う。

わざわざ嫌いそうな音楽を検索して聴く人は、そんなにいない。

でも、それを繰り返していると、自分の知っている「好き」の中をぐるぐる回ることにもなる。

フェスでは、それを突然ぶち破ってくる音がある。

全然知らない。

自分から検索することもなかった。

なのに、生で聴いた瞬間に、

「なんか好きだ」

となる。

ジャンルの名前なんて分からなくてもいい。

曲名も分からない。

歌詞も知らない。

それでも、好きなものは好きだ。

僕はフェスで、新しいアーティストを知りたいというより、

知らなかった「好き」を見つけたいのかもしれない。

フェスに来る前の自分は、その音楽を好きになることすら知らない。

数時間前まで存在すら知らなかったバンドを、帰りの電車で検索している。

数か月後には普通に聴いている。

次にフェスの出演者一覧でその名前を見つけたら、

「あ、出るやん!」

と喜んでいる。

不思議だ。

もしあの日、別の道を歩いていたら。

あと10分長く飯を食べていたら。

少し早く次のステージへ向かっていたら。

その音楽とは出会っていなかったかもしれない。

そう考えると、フェスの偶然って結構すごい。

知らないアーティストが多いということは、まだ知らない「好き」が、それだけ残っているということでもある。

だから僕は、出演者を見て知らない名前が多くても、それほど困らない。

むしろ楽しみが残っている。

知らなくても、堂々と聴けばいい

とはいえ、初めてフェスへ行く人なら不安になるかもしれない。

「みんな曲知ってるんかな」

「自分だけ何も知らなかったら恥ずかしいな」

「こんなに知らないのに行っていいのかな」

大丈夫だ。

会場を見渡してみてほしい。

あいつ。

めちゃくちゃ知ってそうな顔をしている。

あっちのあいつも知ってそうだ。

腕を組んでステージを見ているあいつなんて、もう全アルバム聴いてそうな顔をしている。

でも、たぶん知らない。

僕と一緒だ。

今初めて聴いて、

「この人誰やろ」

と思っているかもしれない。

フェスには、そんな人がいくらでもいる。

目当てのアーティストを見に来た人。

友達についてきた人。

名前だけ知っている人。

たまたまそのステージの近くにいた人。

次のライブまで時間が空いたから見ている人。

いろんな人が混ざっている。

誰も入口で音楽のテストなんて受けていない。

「このバンドの3枚目のアルバムから4曲答えてください」

なんて言われない。

知らないからといって、誰かに馬鹿にされることもない。

もし馬鹿にしてくるやつがいたら、そいつがおかしい。

知らないなら知らないまま、堂々と聴けばいい。

いいと思ったら、堂々と楽しめばいい。

周りが歌っていて自分だけ歌詞を知らなくてもいい。

曲名が分からなくてもいい。

「なんかこの曲いいな」

それだけで十分だ。

後から調べてもいい。

別に調べなくてもいい。

その瞬間に楽しかったなら、それでいい。

フェスは音楽に詳しい人が知識を披露する場所じゃない。

その場で初めて好きになっていい場所だ。

そもそもフェスは音楽だけじゃない

そして、僕が「誰が出るかだけでフェスを決めていない」理由はもう一つある。

フェスって、実は音楽だけじゃない。

もちろん中心に音楽はある。

そこは間違いない。

でも、一日会場にいると分かる。

ライブを見ている時間以外にも、楽しいものがめちゃくちゃある。

まず、自然。

特に野外フェスはこれが大きい。

空がある。

風がある。

場所によっては山が見える。

明るい空の下で大きな音を聴く。

風が吹いてくる。

それだけでライブハウスとは全然違う。

音楽を耳だけで聴いている感じがしない。

景色まで一緒に入ってくる。

暑い日は普通に暑い。

雨が降ったら「最高!」なんて言っていられないこともある。

しんどいものはしんどい。

それでも後になって曲を聴いたとき、「あの日めちゃくちゃ暑かったな」とか「あのとき雨降ってたな」とか、その日の景色まで一緒に戻ってくる。

音楽と記憶がくっついている。

これも野外フェスの面白さだと思う。

昼から飲む酒とフェス飯

そして酒。

昼間から外で飲む酒。

これがうまい。

しかも遠くではライブをやっている。

まだ今日、このあと何組もライブがある。

その状況で飲む一杯は、普段家で飲む一杯とはちょっと違う。

さらに飯がある。

フェス飯も楽しみの一つだ。

会場を歩いていると、いろんな店が並んでいる。

肉、カレー、丼、麺、地域の料理。

ライブのタイムテーブルを見ながら、

「このライブ終わったら何か食おう」

となる。

次のライブまで40分。

今や。

並ぶ。

思ったより列が長い。

やばい。

予定が狂う。

でも食う。

うまい。

もうそれでいい。

ライブを一本見るのと同じくらい「今日何食おう」と考えている時間があったっていい。

音楽を聴きに来たんだから、ずっとステージを見ていないともったいない。

そんなことはない。

飯を食っている時間も、ちゃんとフェスだ。

酒を飲みながら飯を食って、遠くから聞こえてくる音楽をぼんやり聴く。

そこでまた、

「ん? なんかこの曲いいな」

となるかもしれない。

飯を食っていただけなのに、また知らない「好き」が飛んでくる。

油断できない。

アートを見る。フェスは耳だけで楽しむ場所じゃない

会場には音楽以外のアートもある。

オブジェがあったり、装飾があったり、照明があったりする。

ステージそのものだって、音だけでできているわけじゃない。

映像や照明、セット、演出。

いろんなものが重なって一つの空間になっている。

昼間に見たものが、夜になると照明でまったく違って見えることもある。

音楽を聴きに来たはずなのに、普通に立ち止まってアートを見ている。

それもいい。

考えてみれば、フェスってかなり贅沢な場所だ。

音楽があって、自然があって、飯があって、酒があって、アートがある。

それらが全部、同じ場所にある。

だから僕にとってフェスは、ライブを何本もまとめて見るためだけの場所ではない。

一日丸ごと、その空間で遊ぶ場所なのだ。

遠くのライブを聴きながら、本を読む

僕は本が好きだ。

だからフェスでも本を読むことがある。

これだけ聞くと、

「フェスまで行って何してんねん」

と思われるかもしれない。

僕もちょっと思う。

でも、これがいい。

ライブとライブの間。

ちょっと疲れた。

椅子に座る。

遠くでは、どこかのステージでライブをしている。

音楽が聞こえてくる。

その中で本を開く。

読む。

遠くから音が聞こえる。

また読む。

たまに顔を上げる。

空を見る。

酒を飲む。

また読む。

なんだこの贅沢な読書は。

普通に家で本を読むのとは全然違う。

静かなカフェで読むのとも違う。

遠くでライブが鳴っている。

周りにはフェスを楽しんでいる人がいる。

でも僕は椅子に座って本を読んでいる。

これでいい。

フェスに来たからといって、朝から晩まで一秒も無駄にせずライブを見続ける必要なんてない。

休みたかったら休めばいい。

ぼーっとしたかったら、ぼーっとすればいい。

本を読みたかったら読めばいい。

音楽を主役として聴く時間もあれば、音楽を風景みたいにして過ごす時間があってもいい。

何もしない時間まで楽しい。

僕にとって、それもフェスの魅力だ。

一人で行くフェスは、めちゃくちゃ自由だ

フェスは一人でも楽しめる。

一人でフェスに行くと言うと、

「寂しくない?」

と思う人もいるかもしれない。

僕はむしろ、一人だからこその良さがあると思っている。

とにかく自由だ。

次どこ行く?

何食べる?

休む?

あっちのステージ行かない?

そういう相談をしなくていい。

自分が見たいと思ったら見る。

腹が減ったら食う。

酒を飲みたくなったら飲む。

疲れたら座る。

本を読みたくなったら読む。

そして、知らないアーティストの音に足を止められたら、そのままそこにいればいい。

誰かと一緒なら、

「ごめん、ちょっとこれ最後まで見たい」

と言わないといけないかもしれない。

一人なら言わなくていい。

誰にも説明しなくていい。

逆に三分聴いて、

「違うな」

と思ったら移動すればいい。

それも誰にも説明しなくていい。

フェス自体が自由な場所だけど、一人で行くと、その自由度がさらに上がる。

周りには何万人もの人がいる。

ずっとどこかから音楽が聞こえている。

だから一人でいても、僕はあまり「一人ぼっち」という感じがしない。

一人なのに孤独じゃない。そして自由だけが増える。

これもフェスの好きなところだ。

朝、昼、夕方、夜。同じ場所なのに全部違う

野外フェスで好きなのが、一日の変化だ。

朝、会場に着く。

まだ一日が始まったばかりだ。

明るい。

これから何時間も遊べる。

タイムテーブルを見る。

「今日は長いぞ」

と思う。

昼になる。

日差しが強くなる。

人も増える。

飯を食う。

酒を飲む。

ライブを見る。

歩く。

またライブを見る。

疲れてくる。

椅子に座る。

そして夕方。

空の色が少しずつ変わっていく。

昼間とは空気まで違って感じる。

その時間に聴く音楽がまたいい。

そして夜になる。

真っ暗になった会場にステージの照明が光る。

昼間に見た同じ場所なのに、全然違う。

朝からずっとそこにいたから、その変化が分かる。

フェスでは、時間そのものまで演出になる。

昼の青空の下で聴いた曲。

夕暮れの中で聴いた曲。

真っ暗な空の下、照明に照らされたステージで聴いた曲。

同じ音楽でも、たぶん感じ方が違う。

一日中そこにいるから味わえるものがある。

これも、単純に「ライブを何本見た」という数では測れない楽しさだと思う。

予定を組む。でも予定通りにいかない。それがいい

フェスへ行く前にタイムテーブルを組むのは楽しい。

でも、その通りに全部動けることなんて、なかなかない。

知らないアーティストが良くて足が止まる。

飯の列が長い。

トイレに行きたい。

歩き疲れた。

ちょっと座りたい。

酒を飲んでいたら、なんかもう少しここにいたくなる。

本を読んでいたら面白くなってきた。

次のステージへ行く予定だった。

でも、

まあ、ええか。

これでいい。

僕は、予定を立てるのが無駄だと言いたいわけではない。

むしろ予定は立てる。

見たいアーティストを決める。

移動時間も考える。

飯を食う時間も考える。

そのうえで、現地で全部が少しずつ狂っていく。

それが面白い。

フェスは、自分で作った一日の予定表と、実際にその場で起きることの間にズレがある。

そのズレから、思いがけない時間が生まれる。

もし予定を絶対に守ろうとしていたら、知らないアーティストの前で足を止められない。

飯の列でイライラする。

休んでいる時間を「もったいない」と思う。

それでは少し苦しい。

せっかく遊びに来たのだ。

予定なんて、楽しさに負けたら変更すればいい。

僕が一生懸命組んだタイムテーブルを、知らないバンドがぶっ壊してくれる。

最高じゃないか。

最後のライブが終わると、急に寂しい

朝からずっと音が鳴っていた。

あっちへ行って、こっちへ行って。

ライブを見て。

飯を食って。

酒を飲んで。

座って。

本を読んで。

知らない音楽に出会って。

気づけば夜になっている。

そして最後のライブが終わる。

さっきまであんなに大きな音が鳴っていたのに、終わる。

人が出口へ向かって歩き始める。

一日中遊んでいた場所から、みんな帰っていく。

この瞬間が、ちょっと寂しい。

体はめちゃくちゃ疲れている。

足も痛い。

荷物も重い。

「もう無理や」

と思っている。

早く帰って風呂に入りたい。

ベッドに倒れ込みたい。

なのに、

「終わってもうたなあ」

と思う。

あれだけ疲れたのに、終わってほしくなかったような気もする。

帰り道はもう日常に戻り始めている。

さっきまでの爆音が頭の中に残っている。

今日初めて聴いた曲を調べたりする。

「あのバンドよかったな」

と思う。

撮った写真を見る。

そして家に帰る。

風呂に入る。

寝る。

翌日、体が終わっている。

「しんど」

「しばらくフェスええわ」

と思う。

なのに、しばらくするとまたフェスの情報を見ている。

次、何あるんやろ。

なんでやねん。

でも、たぶんそれくらい楽しかったのだ。

会場を歩いている時間まで楽しい

フェスでは、ステージからステージへ移動する時間も好きだ。

普通なら移動はただの移動だ。

駅から会社まで歩く時間に、特別な意味なんてない。

でもフェス会場では違う。

歩いているだけで、右から音楽が聞こえる。左には飯の店が並んでいる。前には知らないアートがある。酒を持って歩いている人がいる。芝生で寝転んでいる人もいる。

「次のライブを見るために移動している」だけのはずなのに、その途中にもいろんなものがある。

だから目的地まで一直線に行かなくてもいい。

ちょっと店を見る。

立ち止まる。

遠くの音を聴く。

「あっち何やってるんやろ」と寄ってみる。

そうしているうちに、また予定が狂う。

でも、それでいい。

フェスでは移動時間まで遊びになる。

ライブとライブの間は、何もない空白じゃない。

むしろ、その空白に何が入ってくるか分からないから面白い。

知らない音楽との出会いだって、だいたいこういう「間」に突然やってくる。

目的のステージだけ見て、瞬間移動できたら便利なのかもしれない。

でも、たぶん僕はそんなフェスには行きたくない。

歩くから見つかる。

寄り道するから見つかる。

予定に入れていなかったものが、勝手に一日の中へ入ってくる。

それもフェスの楽しさだ。

フェスの何が楽しい?たぶん「全部」だ

結局、フェスの何が楽しいのか。

改めて考えてみたけれど、一つには決められなかった。

好きなアーティストのライブを見る。

もちろん楽しい。

でも、それだけじゃない。

知らないアーティストの音に足を止める。

昨日まで知らなかった「好き」を見つける。

自然の中を歩く。

昼から酒を飲む。

フェス飯を食べる。

アートを見る。

朝から夕方、そして夜へ変わっていく景色を見る。

疲れたら椅子に座る。

遠くからライブを聴きながら、本を読む。

一人なら誰にも相談せず、好き勝手に予定を変える。

せっかく組んだタイムテーブルがぐちゃぐちゃになる。

そして最後には、

「終わってもうた」

と寂しくなる。

全部だ。

全部ひっくるめて、フェスなんだと思う。

だから僕は、出演者だけを見てフェスの価値を決めていない。

「知らないアーティストばっかりやん」

それでいい。

知らない曲を聴けばいい。

知らないアーティストの前で堂々と立ち止まればいい。

周りを見れば、みんな知ってそうな顔をしている。

あいつも。

あいつも。

あいつも。

でも、たぶん知らない。

だから気にしなくていい。

その日初めて聴いた曲で体が勝手に反応したなら、それでいい。

名前も知らなかったバンドを好きになったなら、もっといい。

フェスに行く前には存在しなかった「好き」を、一つ持って帰れる。

それって、かなり素敵なことだと思う。

僕はフェスへ、ライブを何本も消化しに行っているわけじゃない。

何組見たかを競いに行っているわけでもない。

音楽に詳しいことを証明しに行くわけでもない。

フェスという一日を遊びに行っている。

そこには音楽がある。

自然がある。

酒がある。

飯がある。

アートがある。

本を読む時間まである。

そして、まだ知らない「好き」が、そこら中に転がっている。

だから、知らないアーティストばかりでも大丈夫だ。

いや。

知らないアーティストばかり?

最高じゃないか。

まだ知らない「好き」が、それだけ残っているのだから。

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