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中途採用者の扱いがひどい!教えて貰えず放置されて孤独になる理由と対処法!

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たかし

中途採用で入社した会社で放置されてツラいよ、、

ねお

教えてもらえずに、悩んでいる中途採用者の人が多いんだよね!

たかし

そうなんだ!何か良い対処法はないのかな!?

ねお

今回は中途採用者の扱いがひどい!教えてもらえず放置されて孤独になる理由と対処法について紹介するね!

中途採用者は、新卒とは違い同期もいなくて、孤独感や適切なサポートの不足に悩まされることがあります。

せっかく転職ができたのに、新しい職場で放置されっぱなしで、気に留めてもらえないというのは中途採用では、よくある相談の一つです。

新しい環境において既存のメンバーとの関係を築くことは、円滑な業務遂行やキャリアの発展にとって不可欠ですが、残念ながら、中途採用者が放置されたり、必要な情報やサポートが得られない場合、孤立感を抱えることになります。

この記事では、中途採用者が放置される理由と、その対処法について解説します。

実は、中途採用者=即戦力は大きな間違いです。

中途採用者が積極的に組織に溶け込み、持てる能力を最大限に発揮するための具体的なアプローチについて考察していきましょう!

目次

⚫︎中途採用者が放置される理由

ねお

中途採用者が放置される本質の理由について解説していくね!

中途採用者が放置される原因として、教育システムが整っていない、人員不足、業務が多忙など、様々な理由があるといわれていますが、どれも本質的ではありません。

これまで、現場の管理職として中途採用者の教育や指導をしてきた経験から真実を伝えます。

教育システム

教育システムというものは、いくら良いものがあっても、教える側の人たちがそのシステムを使いこなせていないと、上手く機能しません。

例えば、中途採用者に向けての教育マニュアルがあったとしても『経験者にそこまで手厚くする必要はないのでは…』と考える指導者がいると、丁寧な説明が省かれてしまうのです。

さらにいうと、中途採用者が前の職場で経験している内容は人それぞれ異なります。

10人がいれば、10通りあります。

これを一括りに中途入職者と扱われてしまっては、本来持っている能力を存分に発揮することが難しくなってしまいます。

このように、どれだけ頻繁に中途採用者を受け入れている職場だとしても、すでにそこにいる従業員の全員が一丸となって中途採用者をサポートしよう!という考えがないと、システム自体が上手く回らないわけです。

なぜ中途採用者をサポートする意識が薄いのか

では、なぜこんなにも中途採用者をサポートするという意識が薄いのでしょうか?

それは中途採用者に対する過大評価が原因にあります。

『きっとこのくらいできるだろう』『このくらい知っているだろう』という見積りが高すぎるのです。

この過大評価、つまり過度な期待というのは、とても厄介です。

期待された側は『このくらいできないとダメなのかも…』と考えてしまい、

  • 聞きたいことが聞けない
  • 助けて欲しい時に、SOSが出せない

という状況に追い込まれます。

『この業務は以前の職場でやったことありますか?』YES or NOでしか答えるしかできない質問をされて、

『一応経験はあります』YESの返答をしてしまったが故に、

『とりあえずやってみて!』などと言われてしまいます。

中途採用者にとっては、この職場ならではのルールや前の職場との違いこそ事前に聞いておきたい情報です。

なのにそれを教えて貰えず『とにかくやってみる!』しかなくなるわけです。

例え同じ領域の経験者であっても、場所が変われば1から学び直すことも多くあります。

  • 一緒に働く人が違えば、今まで普通にやっていたことの勝手も変わります。
  • 人間関係も1から築かなければいけません。
  • これまで、難なくやっていた業務も、その場所のやり方で覚え直す必要があります。

これは結構大変で、しかも孤独です。

たかし

中途採用はそんなもの?と受け入れるしかないのかな?

ねお

そんなことはないよ!答えはNOだ!

中途採用者をはじめとする、すぐに仕事ができるようになる人こそ、早期戦力化のための個別のプログラムが必要です。

専任の指導者やサポートが必須です。

これは、産休明けや育休明けの復帰組も同じです。

『すぐに仕事ができるようになる人』や『だいたいわかってそうな人』は丁寧に扱われなくても大丈夫な人

ではありません。全く逆です。

『だいたいわかっている』からこそ、わからないところや不安なところを丁寧に共有して向き合うようにすれば、

できるようになるまでの時間が短くなります。

放置されることを受け入れるリスク

しかしながら、多くの中途採用者たちは、雑な扱いをされても『まぁ中途採用はこんなものか』と受け入れてしまいます。

そして、諦めて『できそうなことから自分なりにやってみよう』と行動します。

事前に説明してくれないなら、自分が知っているやり方を工夫してやってみるしかない!と考えて『とりあえずやってみる』となります。

『とりあえずやってみて』と言われ続ける上に、自分も『とりあえずやってみよう』と考えて行動していればどうなるでしょうか?

自信がないことに不確かなまま取り組むことになります。

これは仕事をする上で、最も危険な行為です。ミスを誘う原因となります。

すぐに仕事ができるようになる人だったはずが、ミスをひたすら繰り返すことになり、周囲の人たちから、

『勝手な動きをする人』と最悪の評価が降ります。

この『とりあえずやってみる』は自分の身も心も危険に晒す行為であることを理解しておきましょう!

⚫︎放置された時にすべきではない対処法

ねお

放置された時にこれだけはやめておこう!

すぐに転職してしまうこと

転職先で放置されてしまったからといって、すぐに転職することは避けましょう。

1年未満での転職は、採用担当者から見ると不安材料となり、キャリアに傷をつける可能性があります。

基本的に採用担当者は「前の会社を1年未満で退職した人」のことを『採用してもまたすぐに辞めるんじゃないか?』と考えられてしまいます。

退職理由も放置されたから、とあれば自発的に動けない人だという印象を与えます。

採用には多くのコストがかかります。

そのため、すぐに会社を辞めてしまう可能性のある人材は、採用しづらいのです。

他の企業で同じ問題に直面する可能性も考慮し、冷静に状況を判断するようにしましょう!

周囲に文句や愚痴を言うこと

周囲に自分の不満を伝えることは避けましょう。

これは評価を下げ、将来のキャリアに悪影響を与える可能性があります。

伝えたところでなんの解決にもならず、自分の評価を下げてしまうだけです。

職場で文句や愚痴言う人の悲しい末路については、こちらの記事を参考にしてみてください。

会社からも、この人は「仕事に文句をいう人」とレッテルを貼られてしまいます。

その結果として、人が離れていって、さらに孤独になってしまいます。

⚫︎放置されないようにする為の対処法

ねお

放置されないようにする為の対処法を紹介するね!

放置されないようにする為の対処法はとてもシンプルです。

『諦めの矛先を変えてみましょう!』

  • 中途採用者の扱いはこんなもの
  • 新卒を手厚く指導するのは仕方ない
  • 経験者に説明が少ないのは当たり前

これらの外に向いた諦めの矛先を内向きに変えて、自分に向けてみてください。

  • 慣れていない今の実力はこんなもの
  • 1から覚え直すのは仕方ない
  • 経験があっても最初はできなくて当たり前

このように、最初は戦力外である自分を認めて、一時的に諦めてみてください!

すると、簡単にNOが言えるようになります。

『この業務をやったことありますか?』と聞かれた時に、『YES』と答えるのではなく『ここでは初めてなので教えてください!』と『これはなぜそうするんですか?』を言えるようになります。

『自分に対して諦めの気持ちを持つ』というとネガティブに聞こえるかもしれませんが、あくまでこれは一時的なものです。

『今は戦力外ですが、すぐに戦力になるのがこの私』ぐらいの気持ちでいると、現状を認めながら素直なアクションを起こせるようになります。

経験があればあるほど『わかりません』『できません』というSOSが出しにくい、言うとがっかりされるかもと相手の反応を気にしてしまうことは、中途採用者がぶつかる大きな壁になります。

そんな壁を乗り越えて、早期に戦力化することは必ずできます。

中途採用者=即戦力は大きな間違いで、上手くいけば早期戦力化が見込める存在だということです。

組織をあげて、新卒の新人教育にフルコミットして、中途採用者を丁寧に教育する概念がない会社もまだまだ多くあります。

あなた自身も自分を雑に扱わないでください。

放置されることを良しとせずに、しっかりと説明やサポートを求めて、自分自身を大切に扱ってください。

⚫︎会社として中途採用者が定着し戦力化するための施策

ねお

中途採用者=即戦力は大きな間違い、サポートは必ず必要だよ!

中途採用者に育成指導者と相談役の制度を導入

中途採用者には、新卒者とは異なり、育成指導者や相談役が不要との考えがあります。

先ほども伝えましたが、中途採用者=即戦力は大きな間違いで、上手くいけば早期戦力化が見込める存在だということです。

中途採用者であっても、企業ごとに異なる社風や業務進行方法に適応するまでには、一定の時間が伴います。

社内メールの使い方や申請手続きなど、細かなことがわからないときに、適切な相手に相談できないと、些細な不安が徐々に大きな不満に発展する可能性があります。

一般的に、中途採用者は即戦力とみなされがちであり、「教える必要はない」という考えがまだまだ一般的です。

しかしながら、業務内容と企業文化の双方に適応するためには、中途採用者も一定のサポートが必要です。

業務の進め方だけでなく、会社の文化や人間関係にも馴染むためには、気軽に相談できる仲介者が存在することが重要です。

こうした観点から、中途採用者のためには、

育成指導者と直接の指導を受ける担当者以外にも、気軽に相談できる相談役を2名設けることが有益です。

中途採用者が業務内容と企業文化に柔軟に適応し、最終的には採用成功に結びつくためには、相談がしやすく、心理的安全性を確保できる環境が必要です。

このため、制度として中途採用者に育成指導者と相談役の2名を付けることを導入し、円滑な適応をサポートする体制を整えましょう!

⚫︎まとめ

中途採用者の扱いがひどい!教えて貰えず放置されて孤独になる理由と対処法!について解説していきました。

中途採用者が放置される理由について理解できたかと思います。

ですが、放置されることを受け入れてはいけません。

ご紹介した放置されないようにする為の対処法を実践してみてください。

これらの対処法を実践することで、中途採用者はスムーズに組織に適応し、仕事をより効果的にこなすことができるでしょう。

早期に戦力化になることは必ず可能です。

また、会社としても中途採用者が定着し戦力化するための施策を取り入れましょう。

中途採用者=即戦力は大きな間違いです。『すぐに仕事ができるようになる人』や『だいたいわかってそうな人』は丁寧に扱われなくても大丈夫な人ではありません。

中途採用者をしっかりサポートができる体制を整えましょう!

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