職場で上司と会話をしていると、よく論点がズレていると言われるよ、、
客観的に自分の会話しているところを思い返してみると、意外とズレていることがあるように感じるよね!
難しいよね、、どうすれば論点がズレないように会話ができるんだる??
今回は、的外れな意見・論点がズレる人の心理と特徴!会話が噛み合わない対処法と直し方について紹介するね!
日常生活やビジネスにおいて、会話というのはコミュニケーションの基本です。
しかし、ときに質問に対しての意見がズレ、会話が噛み合わない状況が生じることもあります。
客観的に自分の会話しているところを思い返してみると、急に本筋から少しずれた話をし始めたり、突然話の規模が大きくなったり、突飛すぎるテーマの話をし始めたりしていることがあります。
あなたの周りに「論点がずれてしまう人」はいますか?
それともあなたが「論点がずれてしまう人」ではありませんか?
本記事では、異なる意見や論点がズレる背後にある心理やその特徴、同時にズレた会話を円滑に進めるための対処法や論点がズレることの直し方について解説していきます。
話が苦手な方に少しでも役立てれば幸いです。
⚫︎的外れな意見・論点がズレる人の心理と特徴!
まずは、話のズレが起きる仕組みについて知ろう!
話のズレが起きる仕組み
まずは、話のズレが起きる仕組みについて解説していきます。
相手と話をしている質問や話題があったとします。
それに対して、実際にあなたがする回答や意見が、その相手が期待するゾーンの中に入っていない、要は円の外にあなたの意見や回答があるというような状態になった時に、『話がずれているな』『論点ずれてるな』となります。
この質問や話題の中に入っているだけならまだマシなのですが、この話題からはみ出して会話をするパターンもあったりするのです。
つまり、話のズレが起きる仕組みは、相手が期待する答えのゾーンに入っていないということです。
的外れな意見・論点がズレる人の心理と特徴!について紹介していくね!
感情的になってしまう
論点がずれてしまう人の特徴として、感情的になってしまうことが挙げられます。
感情的な状態では、適切なコミュニケーションが難しくなります。
そして、感情の高まりが論点から逸れ、主題の本質を見失う可能性があるのです。
感情が支配すると、冷静な論理思考が抑制されていきます。
自己主張が強い
揉めごとや討論の最中には、時に感情が高揚し、論点がずれがちです。
しかしながら、冷静に話をしている際に論点が逸れる人は、自分の意見を主張する傾向が強い可能性があります。
このような場合、対話が円滑に進まないことがあります。
コミュニケーションにおいて「相手の立場になる」というスキルが不足している場合もあります。
このような状況では、対話が難しくなり、コミュニケーションの円滑さが損なわれることがあります。
自分に自信がない
論点がずれてしまう人の特徴として、自分に自信がないとことが挙げられます。
何を答えて良いのか?何を話して良いのか?これを話したらどう思われるか?を常に考え過ぎてしまい、論点がずれてしまいます。
自分に自信がないと、他人の意見や期待に合わせようとし、自分の意見を主張することが難しくなります。
また、自分に自信がない人は、他人との対立を避けたり、好かれようとする傾向があります。
論理的に話せない
論点がずれてしまう人の特徴として、論理的に話せないことが挙げられます。
論点を適切に組み立て、論理的な構造を理解することができない場合、話が論点から外れやすいです。
論点がずれる人は感情や主観的な経験に基づいて話すことが多く、冷静な論理や客観的な視点から話を進めることが難しい傾向があります。
⚫︎会話が噛み合わない人への対処法
論点がズレている人には、しっかりと聞き返そう!
質問への答えが不十分なときは、しっかりと聞き返す
質問に対する答えが不十分なときは、その理由を相手に改めて聞きましょう。
また、質問を「YESかNOで答えてね」という形にすることで、会話がスムーズに進むことがあります。
話が長い、要領を得ない人には答えを2択することは、とても良い対処法です。
ただし、これはビジネス以外の場面ではやや不自然に感じられることもあります。
友人との会話においても、このスタイルがすべての状況に適しているわけではありません。
また、二択にしなくても、1回に1つの質問に絞ることで、相手がより具体的に回答しやすくなります。
これにより、対話の流れが改善されることでしょう。
仕事で一番怖いのは、『必要な情報』が得られないことです。
相手の回答内容が不十分であれば、自分が期待する答えを伝えて再回答を依頼するようにしましょう!
聞き返すことを失礼な行為だと思うことはありません。
⚫︎会話が噛み合わない・論点がズレるのを直す方法
あなたが「論点がずれてしまう人」はこれを意識しよう!
相手>自分思考になる
1つ目のポイントは相手>自分思考になるということです。
これが、コミュニケーションにおける基本なのかもしれません。
相手が知りたいことがあって、自分が言いたいことがあると相手の理解力が高くない人は、相手のことを話す前にまず自分のことを言ってしまいがちです。
自分の主張、自分が言いたいことを先に言ってしまって、相手の期待に応えないということが、よく起きてしまうわけです。
ポイントは、自分にフォーカスするんじゃなくてまずは相手にフォーカスしましょう!
特に、都合が悪いと自分のことを先に言ってしまったりすること多くなってしまいます。
まず質問に答える
次に2つ目のポイントは、まず質問に答えるということです。
これは先ほどのポイントにも繋がってきますが、自分思考になってしまうと、まず自分が言いたいことを言ってしまうことになってしまったりします。
『頼んでいた資料いつできる?』と質問された場合に、『すみません、ちょっと子どもが熱を出してまして』という感じに自分の都合を先に言ってしまいがちです。
その後に『遅れて、いつごろになります』と言えればいいんですけど、子供の話にどんどんズレていってしまうというパターンが起きてしまいます。
なので、意識するポイントは、まず質問に答えることです。
『頼んでいた資料いつできる?』と質問された場合『今日完成予定だったんですけど、明日になりそうです』『実は、ちょっと子どもが熱を出してまして〜』という感じて、答えを出してから、理由を言っていくような話し方をすることによって、相手の期待に応えた上で、自分が言いたいこともちゃんと言えます。
5W1Hのどれを問われたかを考える
3番目のポイントは、5 W1Hの どれを問われたかを考えるということです。
実は、これが話の論点がズレている原因の一番の原因となっています。
『頼んでいた資料いつできる?』と質問された場合に、『すみません、緊急でやならければいけない作業ができてしまいまして、、』と答えてしまいがちです。
ここで問われていることは何なのでしょうか?ここを考えなければいけません。
この質問の場合は、いつできる?がキーワードとなります。
つまり、5W1Hでいうと「When:いつ」を聞かれているわけです。
それに対して、『すみません、緊急でやならければいけない作業ができてしまいまして、、』というのは、なぜ遅れているのかという「Why:なぜ」を答えてしまっています。
そして、『遅れています』というような表現も、一見、時間のことを言っているように感じますがズレています。
この場合は、質問してる人はいつを聞いているので、具体的な日や時間を期待しています。
『遅れています』では、相手からすると結局いるできるの?となってしまいます。
話を注意深く最後まで聞く
4つ目のポイントは、話を注意深く最後まで聞くことです。
例えば、お客さんが『この店何時までやってるの?』と質問をしてきたとして、『ラストオーダーは22:30です』と店員のあなたは答えました。
一見すると、Whenで聞かれているので、Whenで答えているように感じますが、実は少しズレています。
お客さんは『この店何時までやってるの?』と聞いているので、知りたかったのは閉店の時刻なのです。
しかし、あなたはラストオーダーの時刻を答えてしまっています。
5W1Hを意識していても、何を問われているのか?というところを意識していないと、間違った答えをしてしまう可能性があります。
なので、話を注意深く最後まで聞きましょう!
中には、相手が話しているのを遮って答えてしまうパターンもありますが注意しましょう。
相手の期待の深さを探る
5つ目のポイントは、相手の期待の深さを探ることです。
例えば、相手が『どうやってスケジュールを作ったの?』という問いに対して『マイクロソフトプロジェクトというソフトを使っています』と答えたとします。
これは、How:どのようにの質問に対してHowで答えているのでズレは生じていないと思うかもしれません。
ですが、実は相手の気持ちを深く考えてみれば、『どうやってスケジュールを作ったの?』ということは、ツールではなくて作るプロセスを知りたいのです。
ですが、ツールの説明をしてしまっていることでズレが生じてしまっています。
この『何を聞かれているか』というところを探っていかないと、正確に相手の期待に答える返答ではないパターンがあります。
例えば、何かが起きた時に相手から『どこでその問題が発生したの?』と質問された時に、5W1Hでいうと「Where:どこで」になります。
なので、『〇〇システムで問題が発生しています』といった感じで、「Where:どこで」に対する答えを返答しました。
一見すると辻褄が合ってそうに感じますが、どこに問題があるのでしょうか?
実は、この人は『どこでこの問題が発生したの?』と聞いている裏には『その問題の発生原因は何なのか?』を知りたかったのです。
「Where:どこで」で聞いておきながら、実は中身は「Why:なぜ」だったのです。
このパターンは仕事をしていて、結構な頻度であります。
その人が本当に知りたいことをしっかりと探らずに答えてしまうと、『それはわかっている!』となります。
そして、原因は何なの?と2つ目の質問をすることになり、相手からするとやっぱりこの人は少しズレているという印象を与えてしまいます。
難しいことですが、5W1Hが異なる場合もあることを念頭に置いて下さい。
相手の期待っていうのをもうちょっと深堀してあげることによって解決することがあります。
⚫︎まとめ
今回は、的外れな意見・論点がズレる人の心理と特徴!会話が噛み合わない対処法と直し方について紹介しました。
たまにであれば多少我慢すればよいですが、話すたびに論点がずれてしまうと、その相手と話をすることすら嫌になってしまいます。
話のズレが起きる仕組みは、相手が期待する答えのゾーンに入っていないということです。
そうならないためにも、論点がずれてしまう人から改善していかないといけません。
今回、解説した論点がズレるのを直す方法を実践してみて下さい!
そして、「この人すぐに話がズレるよね」と思った人に対して、質問への答えが不十分なときは、しっかりと聞き返すことが重要です。
今は論点がずれてしまっても、これから論点が嚙み合うようになればよいのです。
必ずあなたも変わることができます。話が苦手な方に少しでも役立てれば幸いです!