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三食の中で朝食が一番好き。ホテルの朝食バイキングなんて最高だ。

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朝食が、一番好きだ。

昼食でもない。

夕食でもない。

朝食だ。

三食の中から好きなものを一つ選べと言われたら、僕はたぶん迷わず朝食を選ぶ。

もちろん、昼食も好きだ。

ラーメンも食べたいし、パスタも食べたい。カレーだって昼に食べるとうまい。

夕食なんてもっと選択肢がある。

焼肉。

寿司。

鍋。

ステーキ。

居酒屋で好きなものを注文するのもいい。

それなのに、僕が一番好きなのは朝食だ。

しかも、よく考えると不思議なのである。

朝食には、そんなに高級なものが出てこない。

僕が家で食べる朝食なんて、かなり普通だ。

白米。

ソーセージ。

卵焼き。

納豆。

たまに味噌汁。

以上。

キャビアはいない。

フォアグラもいない。

高級和牛もいない。

名前を聞いただけで値段が心配になるような食材は、一人も参加していない。

スーパーで全部揃う。

それどころか、だいたいいつも冷蔵庫にいる。

なのに朝になると、こいつらが異様にうまい。

まずソーセージを焼く。

フライパンに置く。

ジュウジュウという音がする。

それだけでもう、ちょっと嬉しい。

横で卵焼きを作る。

別に料亭みたいな綺麗な卵焼きではない。

形が少し崩れていてもいい。

ちょっと焦げてもいい。

納豆なんて料理ですらない。

パックを開ける。

タレを入れる。

混ぜる。

終わり。

それなのに、炊きたての白米と一緒に並べる。

なんだこれは。

最高じゃないか。

ソーセージを一口。

白米。

卵焼きを一口。

白米。

納豆。

白米。

味噌汁。

そして、なぜかまた白米。

止まらない。

普段なら一杯で十分なはずなのに、朝食になると白米が異様に進む。

「もう一杯いくか」

となる。

二杯目をよそう。

そして納豆がまだ残っていることに気づく。

仕方ない。

これは僕のせいではない。

納豆が残っている。

食べなければならない。

白米を追加する。

朝から何をやっているのだろう。

でも、うまい。

考えてみれば、朝食のおかずたちは全員、白米との連携能力が異常に高い。

ソーセージ。

白米。

卵焼き。

白米。

納豆。

白米。

焼き魚なんて出てきたら、さらに白米。

海苔まで参戦したら危険である。

全員が白米を食べさせようとしてくる。

朝食には、ものすごいスターはいない。

でも、

全員めちゃくちゃ仕事をする。

それがいい。


目次

夜なら、ここまでテンションは上がらない

不思議なのは、同じものを夜に食べても、ここまで嬉しくないことだ。

夕食。

テーブルを見る。

ソーセージ。

卵焼き。

納豆。

白米。

もちろん食べる。

普通にうまい。

でも、

「うおおおおお!」

とはならない。

むしろ少しだけ思うかもしれない。

「今日、これか」

失礼な話である。

朝にはあれだけ輝いていたソーセージたちが、夜になると急に普通になる。

同じソーセージだ。

同じ卵だ。

同じ納豆だ。

何も変わっていない。

変わったのは時間だけ。

つまり、もしかすると朝食がおいしいのではなく、

朝に食べるから、おいしいのではないか。

朝という時間には、食べ物を少しだけうまくする何かが入っている気がする。

朝という時間そのものが、調味料なのかもしれない。

そんなことを考えながら、僕はまた白米を食べる。

難しいことはよく分からない。

とりあえず、うまい。


旅館の朝食は、なんなんだ

そして、たまに旅行へ行く。

旅館に泊まる。

夜ももちろん楽しい。

温泉に入る。

部屋でのんびりする。

布団に入る。

そして翌朝。

僕には楽しみが待っている。

朝食だ。

朝食会場へ向かう。

まだ少し眠い。

頭もぼーっとしている。

席に着く。

そして目の前を見る。

なんだこれは。

焼き魚。

卵焼き。

海苔。

漬物。

小鉢。

冷奴。

味噌汁。

白米。

一つ一つを見る。

別に、とんでもなく高級なものが並んでいるわけではない。

巨大な伊勢海老がこちらを睨んでいるわけでもない。

朝からA5ランクの黒毛和牛が焼かれているわけでもない。

いつもの食材だ。

知っているものばかり。

それなのに、

なんだ、この幸福感は。

旅館の朝食には、不思議な力がある。

そして僕は、その正体の一つが分かる気がする。

丁寧なのだ。

全部が、丁寧だ。

焼き魚は綺麗に焼かれている。

卵焼きはきちんと切られている。

漬物は小さな器にちょこんと入っている。

冷奴には薬味が乗っている。

味噌汁からは湯気が立っている。

白米はつやつやしている。

海苔ですら、なんだかいつもより立派に見える。

家なら納豆なんてパックのまま出す。

フィルムを剥がす。

タレを入れる。

混ぜる。

そのまま食べる。

それでいい。

ところが旅館では、納豆まで妙に品がある。

小鉢に入っていたりする。

僕は思う。

お前、納豆だよな?

昨日までスーパーで三個パックで並んでなかったか。

どうした。

急に品が出たな。

旅館という場所に来た途端、納豆まで背筋を伸ばしている。

そして不思議なことに、

それを見ている僕の姿勢まで、

ピンと伸びる。

誰にも言われていない。

「姿勢を正してお召し上がりください」

なんて注意書きもない。

なのに、なんとなく丁寧に食べたくなる。

小鉢をそっと持つ。

味噌汁をゆっくり飲む。

焼き魚を少しずつ食べる。

家では半分寝ながら納豆を混ぜている男が、旅館では妙に上品である。

誰なんだ、こいつは。

でも、料理が丁寧だと、こちらまで少し丁寧になる。

これは面白い。

丁寧に作られたものには、食べる人間の動きまで変える力があるのかもしれない。

しかも、旅館の朝食は気取っていない。

これも好きだ。

丁寧ではある。

でも、偉そうではない。

「どうだ。高級だろう」

とは言ってこない。

焼き魚は、ただ焼き魚としてそこにいる。

卵焼きは卵焼き。

海苔は海苔。

味噌汁は味噌汁。

みんな自分を必要以上に大きく見せようとしない。

なのに、全部並ぶと、

なんて贅沢なんだ。

と思う。

贅沢って、値段だけじゃないのかもしれない。

小さなものが一つ一つ丁寧に用意されている。

そのこと自体が、すでに贅沢なのだ。

そして僕は白米をおかわりする。

丁寧な話をしていたのに、結局そこへ戻る。


そして、ホテルの朝食バイキング

旅館の朝食が「丁寧」の最高峰だとしたら、ホテルの朝食バイキングは別方向から攻めてくる。

僕はホテルの朝食バイキングが大好きだ。

朝食会場へ入る。

トレーを持つ。

そして料理を見る。

焼き魚。

卵焼き。

納豆。

海苔。

味噌汁。

白米。

スクランブルエッグ。

目玉焼き。

ウインナー。

ベーコン。

サラダ。

パン。

クロワッサン。

ヨーグルト。

フルーツ。

コーヒー。

ジュース。

なんだこれは。

朝食オールスターたちである。

普段、家で朝食を作るときは数人しか招集しない。

今日はソーセージ。

卵焼き。

納豆。

以上。

十分だ。

ところがホテルには全員いる。

しかも、ここで恐ろしい事実を知らされる。

何を取ってもいいだと?

本当に?

焼き魚を取ったあとにウインナーを取ってもいいのか?

いい。

卵焼きを取ったあとにスクランブルエッグ?

卵がかぶっているぞ。

それでもいいのか?

いい。

納豆も?

いい。

ヨーグルトも?

いい。

なんという場所だ。

僕は一応、大人である。

節度というものを知っている。

欲しいものを全部取ればいいというものではない。

自分が食べられる量を考えて、バランスよく選ばなければならない。

分かっている。

だから慎重に取る。

焼き魚。

卵焼き。

ウインナー。

スクランブルエッグ。

納豆。

海苔。

白米。

味噌汁。

ほぼ全部取った。


白米を取った。なのにクロワッサンがいる

和食は完成した。

白米。

味噌汁。

焼き魚。

納豆。

卵焼き。

素晴らしい。

完璧な日本の朝食である。

これ以上、何もいらない。

席へ戻ろう。

そのときだった。

視界の端に、何かが見えた。

クロワッサンである。

やめろ。

見るな。

僕を見るな。

もう白米を取ったんだ。

今日は和食だ。

家なら絶対そうする。

白米を炊いた朝に、わざわざクロワッサンまで用意しない。

逆にクロワッサンを食べる朝なら、コーヒーとソーセージと卵くらいだろう。

白米とクロワッサン。

そんなダブルパンチ、家では絶対にない。

なのに。

ホテルでは、

取っていい。

なんということだ。

僕はクロワッサンを一個取る。

トレーを見る。

白米がいる。

その横にクロワッサンがいる。

炭水化物と炭水化物。

和と洋。

普段なら絶対に出会わない二人が、僕のトレーの上で初対面を果たしている。

まあ、いい。

今日はホテルだ。

席に戻る。

まず焼き魚で白米を食べる。

うまい。

納豆も食べる。

うまい。

味噌汁を飲む。

うまい。

そしてクロワッサンを食べる。

サクッ。

バターの香り。

うまい。

そのまま味噌汁を飲む。

……。

うん。

合わない。

最高だ。

別にいいのだ。

僕はマリアージュを楽しみに来たわけではない。

クロワッサンが食べたい。

味噌汁も飲みたい。

ただ、それだけだ。

次に納豆を食べる。

そしてコーヒーを飲む。

……。

うん。

これも、合わない。

最高だ。

僕の口の中に、一貫した思想がない。

和食と洋食が手を取り合っているわけでもない。

互いの良さを引き出しているわけでもない。

むしろ互いに、

「お前、誰だ」

くらいに思っているかもしれない。

でもいい。

料理として正しいかどうかなんて知らない。

僕はいま、

めちゃくちゃ楽しい。


朝くらい、好きに食べさせてくれ

こういうとき、コース料理とは正反対だなと思う。

コース料理は、料理人が順番を考えてくれている。

前菜。

スープ。

魚料理。

肉料理。

デザート。

きっと一番おいしく食べられる流れがあるのだろう。

この料理の次にはこれ。

この味のあとにはこれ。

シェフが考え抜いた順番。

素晴らしい。

それは分かる。

でも。

その通りに食べろ?

シェフの言う通りに?

そんなもん、糞食らえだ。

僕は今、クロワッサンを食べたい。

その直後に味噌汁を飲みたい。

納豆を食べたあとにコーヒーも飲みたい。

合わない?

知っている。

さっき確認した。

めちゃくちゃ合わなかった。

でも、それでいい。

もちろん、コース料理を否定したいわけではない。

コース料理はおいしい。

料理人が考えた流れを楽しむのも素敵だ。

ただ、

朝くらい、僕に決めさせてくれ。

ホテルの朝食バイキングでは、誰も僕に順番を指示しない。

サラダから食べなくてもいい。

パンを先に食べてもいい。

味噌汁の途中でコーヒーを飲んでもいい。

卵焼きとスクランブルエッグを同時に取ってもいい。

「卵がかぶっています」

なんて注意してくる人はいない。

白米を取ったあとにクロワッサンを取ってもいい。

朝食バイキングでは、

僕が僕の朝食を決める。

これが楽しい。

旅館とはまったく違う。

旅館では、誰かが丁寧に完成させてくれた朝食をいただく。

ホテルバイキングでは、目の前に並んだ朝食たちから、自分で好きなものを選ぶ。

旅館は、丁寧。

ホテルバイキングは、自由。

正反対なのに、

どちらも最高だ。


ところで、なんで僕はこんなに朝食が好きなんだ

ここまで書いて、ふと思う。

そもそも、なんで僕はこんなに朝食が好きなのだろう。

ホテルの朝食バイキングが好きなのは分かる。

好きなものを好きなだけ取れる。

楽しい。

旅館の朝食が好きなのも分かる。

丁寧に用意された小さな料理たち。

あれは嬉しい。

でも、それだけでは説明できない。

だって僕は、

家の朝食も大好きなのだ。

ソーセージ。

卵焼き。

納豆。

白米。

それだけでいい。

バイキングじゃない。

小鉢もない。

誰かが綺麗に盛り付けてくれるわけでもない。

納豆なんてパックのままだ。

それでも最高だ。

では、なぜなのだろう。

まず単純に、腹が減っている。

寝ている間、基本的には何も食べていない。

何時間も空いた胃に、温かい白米が入ってくる。

味噌汁が入ってくる。

そりゃうまい。

これは間違いなくある。

でも、それだけなのだろうか。

たぶん、違う。


朝は、まだ頭が完全に起きていない

僕は朝食を食べているときの、あの感じが好きなのかもしれない。

起きている。

でも、

まだ完全には起きていない。

身体は起きている。

腹も減っている。

でも頭は、まだ少しぼーっとしている。

今日やらなければならないこと。

仕事。

予定。

人間関係。

返信しなければならない連絡。

そういうものが、まだ本格的に頭の中へ入ってきていない。

身体だけ先に起きて、

頭はまだ布団の中にいる。

そんな感じ。

その状態で白米を食べる。

味噌汁を飲む。

ソーセージをかじる。

ただ、

うまい。

昼食の頃には、もう一日は始まっている。

朝から何かをしている。

誰かと話している。

仕事をしている。

何かを考えている。

「このあと何をしよう」

「あれをやらないと」

「さっきのあれ、どうしよう」

頭の中には、いろんなものが入っている。

夕食なら、もっと多い。

今日あったこと。

疲れ。

失敗。

嬉しかったこと。

腹が立ったこと。

明日のこと。

一日分のいろんなものを抱えた状態で食べる。

でも朝食だけは違う。

まだ、

今日の自分が完成していない。


お腹だけじゃなく、頭の中にも余白がある

もしかすると朝は、お腹が空いているだけじゃないのかもしれない。

頭の中にも余白がある。

心にも、まだ少し余白がある。

そして、

今日という一日にも、余白がある。

これから何かが始まる。

まだ何も起きていない。

今日がどんな日になるのかも分からない。

旅行先なら、なおさらだ。

旅館で朝食を食べながら、

今日はどこへ行こう。

何を見よう。

どこを歩こう。

そんなことをぼんやり考える。

まだ予定を全部決めなくてもいい。

窓の外は朝だ。

一日はほとんど残っている。

朝食の向こう側に、

まだ何も起きていない一日がある。

これが、僕は好きなのかもしれない。

夕食は、一日を終える食事だ。

「今日も終わったな」

という時間。

それも好きだ。

でも朝食には、

「これから」がついている。

今日、何をしよう。

どこへ行こう。

何を読もう。

何が起きるだろう。

別に何も起きなくてもいい。

でも、まだ何かが起きる可能性だけは残っている。

その状態で食べる白米は、やっぱり少し特別なのだ。


朝食は、気取っていない

そしてもう一つ。

僕は朝食の、

気取っていないところが好きなのだと思う。

朝食は、あまり自分を大きく見せない。

白米。

味噌汁。

卵。

納豆。

海苔。

ソーセージ。

トースト。

コーヒー。

みんな普通だ。

「どうだ、すごいだろう」

みたいな顔をしていない。

記念日のディナーなら、高級な店へ行くこともある。

コース料理を食べることもある。

特別な食材が出てくることもある。

でも朝食には、そこまでの派手さはいらない。

むしろ、ない方がいいのかもしれない。

卵は卵でいい。

納豆は納豆でいい。

ソーセージはソーセージでいい。

焼き魚も、自分が高級魚である必要なんてない。

普通に焼かれて、白米の横にいてくれればいい。

ちゃんとしているのに、堅苦しくない。

旅館の朝食なんて、まさにそうだ。

ものすごく丁寧。

だから僕の姿勢までピンと伸びる。

でも緊張はしない。

ナイフとフォークをどの順番で使えばいいのか考えなくていい。

これ、どうやって食べるんだろう、と悩む必要もない。

知っている。

焼き魚だ。

卵焼きだ。

味噌汁だ。

白米だ。

知っているものたちが、いつもより少し丁寧な姿で並んでいる。

それだけ。

なのに、嬉しい。


朝食がおいしいんじゃなくて、朝食を食べている僕がいいのかもしれない

ここまで考えて、少し分かった気がする。

僕が朝食を好きなのは、朝食の料理そのものだけが理由ではないのかもしれない。

もちろん、ソーセージはうまい。

卵焼きもうまい。

納豆もうまい。

白米なんて最高だ。

でも、

それだけじゃない。

朝食を食べているときの、

僕の状態が好きなのだ。

腹は減っている。

頭はまだ少しぼーっとしている。

心にも余計なものが入りきっていない。

今日という一日も、まだほとんど使っていない。

目の前にある料理は気取っていない。

白米と卵と納豆。

それを食べる。

なんだか、それで十分なのだ。

朝食というのは、

眠っていた自分と、

今日を始める自分の、

ちょうど間にある食事なのかもしれない。

食べ始めたときには、まだ少し眠い。

味噌汁を飲む。

白米を食べる。

コーヒーを飲む。

少しずつ頭が起きてくる。

食べ終わる頃には、

「さて」

となる。

今日が始まる。

朝食は、

僕を今日へ連れていく食事なのだ。


明日の朝も、たぶん普通だ

旅館の朝食は最高だ。

ホテルの朝食バイキングも最高だ。

また泊まりたい。

また朝食会場でトレーを持ちたい。

白米を取ったあとにクロワッサンを見つけたい。

そして、

「お前もいけるのか?」

と驚きたい。

クロワッサンを食べて味噌汁を飲みたい。

うん。

合わない。

最高だ。

納豆を食べてコーヒーも飲みたい。

うん。

これも合わない。

最高だ。

でも、そんな朝食を毎日食べるわけではない。

明日の朝は、たぶん家にいる。

旅館のような小鉢は並んでいない。

ホテルのような朝食オールスターもいない。

クロワッサンと白米を同時に食べることも、たぶんない。

ソーセージを焼く。

卵焼きを作る。

納豆のパックを開ける。

白米をよそう。

それだけ。

高級なものなんて、何もない。

誰かに自慢するような朝食でもない。

写真を撮るほどでもない。

でも、

たぶん僕は明日の朝も思う。

うまいなあ。

朝は、お腹が空いている。

頭はまだ少しぼーっとしている。

今日という一日は、まだほとんど残っている。

昨日までのことと、

これから始まる今日との間で、

白米を食べる。

もしかすると僕は、

朝食と一緒に、

まだ何も起きていない一日まで食べているのかもしれない。

だから僕は、

三食の中で朝食が一番好きだ。

さて。

ソーセージをもう一本。

白米も、もう一杯。

今日が始まる。

……いや。

その前に、もう少し食べよう。

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